前回の記事ではアゲラタムの花の特徴について解説しました。
⇒アゲラタムの花の特徴を画像付きでわかりやすく解説
今回の記事ではアゲラタムの葉っぱの特徴を画像付きで解説したいと思います。
アゲラタムの葉の特徴
まずアゲラタムの場合、
葉っぱが隙間なく密に存在しているのが特徴的ですね。
たとえばスイセンの葉っぱは隙間だらけですね。
⇒スイセンの花に含まれる毒
スイセンの画像とアゲラタムの画像を見比べるとはっきりします。
それからアゲラタムは単葉です。
単葉というのは葉身(葉っぱの主要な部分)が分裂していないものをいいます。
わかりやすくいうと葉っぱが1枚1枚はっきりしているってことです。
ただ単葉だけを見てもわかりにくいので
単葉の対義語となる複葉のアケビを見ると分かると思います。
アケビの葉は複葉です。
⇒アケビの花の花言葉と由来
⇒アケビの花|雄花と雌花の違いを画像で解説
複葉というのは葉身(葉っぱの主要な部分)が2つ以上にわかれているものをいいます。
特にアケビの葉は複葉の中でも掌状複葉に分類されます。
掌状複葉とは葉柄の先に3つ以上(アケビは5つ)の葉に分かれているものをいいます。
葉柄について知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
⇒葉柄とはどの部分なのか?画像を使ってわかりやすく解説
それからアゲラタムの葉のつき方は対生です。
対生というのは茎の同じ位置から両側に向かって葉が出ているものを指します。
茎を中心にして考えた場合に
葉っぱが左右に向かい合って生えているものをいいます。
アゲラタム以外に、ベルガモットの葉も対生です。
⇒ベルガモットの葉っぱの特徴と使い方
葉のつき方が対生のものばかりだと、
よくわからないかもしれないので、
互生の植物もお見せしましょう。
互生とは茎から葉っぱが互い違いに生えているものをいいます、
茎の両側で見ると同じ位置から葉は生えていません。
ここが対生と互生の最大の違いです。
⇒互生とは?【葉の付き方分類】
たとえばシキミの葉のつき方は互生です。
⇒シキミの葉の特徴
⇒シキミの実の特徴
ちなみに互生だと光が当たりやすいというメリットがあります。
葉が互い違いに生えているので隙間ができやすく
太陽の光が中に入っていきやすいわけです。
すると光合成もしやすくなりますね。
⇒光合成の仕組みを図を使いながらわかりやすく解説!中学高校生物の復習
⇒光合成は光の強さに依存する?
それからアゲラタムの葉の形は卵型です。
明らかにガザニアの葉の形と違いますね。
⇒ガザニアは多年草?他の花と比較しながらわかりやすく解説
⇒ガザニアに色別の花言葉はあるの?
アゲラタムの葉は外側がギザギザしています。
これを鋸歯(きょし)といいます。
ノイバラの葉にも鋸歯がありますね。
葉の辺縁がギザギザしてますよね。
他にもモモイロヒルザキツキミソウの葉も鋸歯があります。
⇒モモイロヒルザキツキミソウの特徴
逆にベニバナセンブリは葉の辺縁にギザギザがありません。
つるつるです。これを全縁といいます。
⇒ベニバナセンブリの特徴を画像付きでわかりやすく解説
以上でアゲラタムの葉の特徴についての解説を終わります。
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アゲラタムの花の特徴を知りたい方はこちら
⇒アゲラタムの花の特徴を画像付きでわかりやすく解説