上の画像は愛犬の散歩中に発見した椿の実です。
当ブログではたびたび登場しています。
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この記事では椿の実にはどんな使い道があるのか?
5つご紹介します。
目次
椿の実の使い道5選
いろんな利用方法が椿の実にはあります。
椿の実の使い道(1)椿油
まず椿油として利用する方法が考えられます。
椿油は大変人気があって
ネット通販でもよく見かけます。
⇒本島椿 純椿油 (椿油100%)118ml
椿油は具体的にはお相撲さんの鬢付け油としても利用されています。
それ鬢付け油の香りじゃないかい。椿とか。RT @nanahoho525: いま電車のホームで力士??お相撲とる人たちが5人くらいいて、おーーーって思いながら通り過ぎたらめっちゃいい匂いしたんだけど!おしゃれな香水の匂いがした!ずっと汗臭いって決めつけててごめんなさい!
— RAM RIDER (@RAM_RIDER) April 9, 2013
ただ、椿の実1000グラム分から
椿油は250ミリリットルくらいしかできないそうです。
椿の実を1000グラム採取するのって結構大変でしょう。
椿の実を持った感じ
1個当たり数グラムくらいだと感じました。
となると、椿の実を100個以上採取して
ようやく椿油が250ミリリットルくらいしかできないってことです。
自宅で椿油を作るのは現実的ではなさそうですね。
それくらい椿の実から油を得るのは至難の業。
でも椿の油は江戸時代にも存在していました。
ではどうやって椿の油を作っていたか?
搾め木という椿の実からちょっとでも多くの油を得るための道具を
利用していたようです。
菜の花 小学唱歌(朧月夜)にも歌われる春の景色 菜種油は、擣押木(しめぎ)の発明によって,江戸時代の灯明油の主役。土壁の農家は昼間でも暗い。南部の曲家で、電灯を落とすと人はこんなに暗かったのとびっくりします。囲炉裏の火が明かりになることも知ります。#日本民家集落博物館 pic.twitter.com/gEMTv2g9Xl
— 日本民家集落博物館の春夏秋冬 (@99sakaiKatae) March 26, 2017
【女殺油地獄豆知識】~あぶら編~江戸時代になると菜種の生産が普及。搾め木(しめぎ)と呼ばれる効率的な搾油道具も開発され、油産業は、発展。#yamanotejijosha
— 山の手事情社 (@yamanotejijosha) October 25, 2015
200油を絞るー人の失敗や欠点を厳しくとがめだてて、とっちめることのたとえ。昔、搾め木(しめぎ)にかけて、豆などを押しつぶし、ぎゅうぎゅう油を絞りとったことから。
— バルドル (@baldr1001) March 18, 2013
それくらい椿の油を採取するのは大変だってことです。
椿の実の使い道(2)椿笛(ツバキ笛)
椿油を採取するのは現実的ではないという話をしました。
では椿の実って何に利用できるのでしょう?
椿笛(ツバキ笛)なら現実的かもしれません。
簡単にいうと椿の実に穴をあけるだけ。
だから誰でも椿笛を作ることができます。
園外保育の撮影で公園を訪れました。
子どもたちは、宝さがしをしたり、木の実を拾ったりしていました。そんな中、椿の木を見つけ、実をひとつ拾いました。
童心にかえり、ツバキ笛を作ってみました。
久しぶりに鳴らそうとしましたが、なかなか鳴らないものですね。
懐かしい気持ちになりました。 pic.twitter.com/J1yw9vJJUJ— きゅうちゃん🐮🍎 (@Qchan_vega) October 22, 2020
(1)落ちている椿の実を拾う
(2)落ちている石やサンドペーパーを用意する
(3)石やサンドペーパーで椿の実の尖っている部分を削り穴をあける
(4)つまようじや小枝で開けた穴の中の中身を除去する
(5)完成
です。
あとは下唇を作った椿笛に当てつつ
上唇で穴を覆うようにしながら息を吹きます。
コツさえつかめば「ピー」という音が鳴るはずです。
午後の少しの雨間に散歩
ご近所の椿の実をパチリ
秋には黒っぽくなった実を使い
ツバキ笛を作って遊びました
ピィーピィーとノスタルジーを感じる音を思いだす#散歩 #椿 #ツバキ pic.twitter.com/FxlLztGXg6— かっちゃん (@ohnok1) July 7, 2015
椿の実の使い道(3)艶出し
椿の実から椿油を作れるのは先ほど解説しました。
その油を利用する方法があります。
椿の実から皮をむきます。
その状態で家具を磨くとツヤが出ます。
椿の実で廊下の床板を磨くと艶が出ると教えてくれた
お稽古終わりに(ウチでは禁止されてた)少女漫画雑誌を読ませてくれた
寒くなるとおこたで編み物を教えてくれた
御不浄(トイレ)は毎日 手で掃除しなさい と教えてくれた
お行儀が悪いと御扇子で腿を打たれた先生が大好きだった#ありがてぇ
— おれっち です🦎 (@ORECCI_U_5) May 23, 2022
刃物を磨くとさび止めにもなるようです。
そうそう。ゴムの木なんぞは本当に✨✨ピカピカになりますよ〜。椿の実の中の油では家具など磨くとやはり✨✨ https://t.co/6YBPADGcCl
— RinHayashi👘 (@1941hapi) December 3, 2020
椿の実の使い道(4)アクセサリー
ツバキの実の使い道4つめはアクセサリーですね。
ツバキの実をキーホルダーやブローチに加工して利用する方法が考えられます。
(1)落ちている椿の実を拾ってくる
(2)中の水分が邪魔なので完成品を想像しながら穴をあけて乾燥させる
(3)乾燥したら好きなように加工してアクセサリー完成
です。
椿は、厄除けや魔除けの効力が一番強い緑葉植物だと言われています。
その椿の実や種を使って作る、ブレスレットやイヤリングなどのアクセサリー、根付け・吊るし飾りなどの小物達は、自然の温かさを感じさせてくれます。#椿庵 #椿の種 #椿の実 #椿のアクセサリー pic.twitter.com/gngjqkTVdj— 椿庵 (@tubaki_an) March 10, 2022
椿の実の使い道(5)ツバキを育てる
5つ目の利用方法は誰でも思いつきそうな気がします(苦笑)。
普通に種を植えてツバキを育てるというベタな方法です。
ただ種から育てるのは面倒くさい!
と感じている方、苗木から育てる方法もありますよ。
⇒椿苗木 【庭木】 【ツバキ苗】【椿】 ト伴椿