2022年5月下旬、愛犬との散歩中に見つけました!
アカンサスの花です。
アカンサスについては以前の記事でも解説しています。
⇒アカンサスの花言葉と由来を実際に撮影した画像とともに解説
⇒アカンサスの花の特徴(画像付き)
アカンサスの花は夏の始まりから終わりくらいまで咲いているといわれています。
でも、5月下旬でも普通に花が咲いていましたよ。
それくらい今年(2022年)は暑いのでしょう。
148年間の5月の中で一番暑い日とか
なんとかニュースでやってた👒🧼 pic.twitter.com/nIzG0xL40C— 森 ふた葉 (@Futaba_Mori) May 29, 2022
上記画像は2021年(去年ということ)の7月に撮影したアカンサスですが、
天気がどんよりした日に撮影したというのもあると思いますが、
7月のアカンサスと今年の5月のアカンサスが同レベルくらいの咲き具合です。
いやー、2022年は暑いです。
ところで上記画像をご覧いただくとわかるようにアカンサスは乾燥している場所とか
荒地とかでも他の植物は枯れたとしても、自分だけはしっかりと生きています。
それくらいアカンサスってサバイバル能力が高いってことです。
だから、アカンサスを自宅で育てるにしても
そう簡単には枯れません。
ただ、今回の記事のテーマである
アカンサスの花が咲き終わったら何をしたらよいのか?
みたいな話は、気にした方がよいかもしれません。
花が咲いた後の対処法を間違えると
来年、花が咲かなくなったり、
これだけ生存能力が高いアカンサスでも
枯れてしまうこともあるからです。
では本題に入っていきますね。
アカンサスの花後|花茎ごと切り取る
上記画像を撮影したのは2022年5月下旬です。
となると、アカンサスの開花時期は5月下旬かな?
って思いがちですが、開花時期は6月から8月中旬あたりまでです。
あとでアカンサスの開花時期の知識は必要になりますので
ここで覚えておいてくださいね。
ところでアカンサスの花には萼(がく)がついています。
「萼って何?」と気になる方はこちらの記事をご覧ください。
⇒萼とは?花弁との違いをわかりやすく解説
アカンサスの花が咲き終わった後も
この萼だけは残ります。
なので「まだ花が咲き終わってないのかな?」
とならないようにご注意ください。
先ほどアカンサスの開花時期は6月から8月中旬あたりまでと書きました。
ということは8月下旬ころにアカンサスの花は咲き終わるわけですね。
8月下旬になり、アカンサスの花が咲き終わったら花茎(かけい)部分を切り落としましょう。
花茎とは土の中から飛び出している茎の中でも花だけができる茎のことをいいます。
花茎という言葉がある一方で
花柄(かへい)という言葉があります。
花柄というのは上記画像のように花軸から分岐して花が咲いているところまでの柄の部分を指します。
要するに花茎は根っこから花まで達している茎全体のことで
花柄は茎の中でも花まで達する柄の部分だけを指します。
なので花茎は茎全体、花柄は茎の一部ってことです。
アカンサスの場合、花が咲き終わったら花茎ごとバッサリ切り取るってことです。
そうしたほうが、無駄に栄養が花茎に流れていかなくなるため
体力や栄養が温存され、次に花が咲く時期に、
花が咲きやすくなるのです。
ウチのアカンサス。花が咲いた後は疲れ果ててる?暫くすると復活するけど。#あかんさす pic.twitter.com/135cC7ebQj
— 新藤修一 (@shindo1954) July 31, 2021
アカンサスもレウィシアも花が咲き終わったらやることがあるわけですが
茎の切り取り方がちょっと違いますね。
⇒レウィシアの花が終わったらやるべきこととは?
アカンサスの花後|お礼肥(おれいごえ)
アカンサスの花が終わったら花茎を取り除くだけでなくお礼肥もしましょう。
ただ、アカンサスの花後に花茎を取り除くのは必須だとしても
お礼肥(おれいごえ)は必須ではありません。
というのは、記事の冒頭でもいいましたが
アカンサスは荒地でも元気に育つ植物だからです。
そしてもしお礼肥をするにしても
涼しくなってきてからくらいでよいです。
アカンサスの花が咲き終わるのが8月下旬としたら
お礼肥をするのは10月とか11月くらいですね。
ちなみにお礼肥とは「きれいな花を咲かせてくれてありがとね」
という感謝(お礼)の気持ちを込めて肥料を与えることをいいます。
どんな花でもそうですが、
花を咲かせるのってものすごくエネルギーを消費するのです。
だから花が咲いた後っていうのは体力がかなり奪われている状態で
かなり弱っています。
だから、花が咲いた後にお礼肥をすることで
体力の回復を促し、次の機会にきれいな花を咲かせれるように促すわけですね。
人間でいったら徹夜で仕事や勉強をして
体力が消耗した後に、エナジードリンク(略してエナドリともいいます)を飲むようなものです。
明日体育会?
徹夜しまぁぁぁぁあす
早すぎるけど#ZONE#エナドリ pic.twitter.com/XG0wYT1asH— Dai アニメ 漫画好き (@Dai_animezuki) May 25, 2022
本日はみかんの肥料撒き。
収穫の後の消耗した樹に、栄養を補給する大切な作業です。農家ではこれを『お礼肥(おれいごえ)』と言います。
重いし(1袋20kg)、臭いしで、これがまた結構、大変なのです💦
今年はたくさんの美味しい🍊🍊を実らせてくれました。ありがとうをブレンドして撒いてます✊💦 pic.twitter.com/desmvXos10
— トニーの農業通信 (@libra_natural) December 24, 2020
お礼肥のやり方ですが、花が咲いた後、
アカンサスだと涼しくなってきたら
体力回復目的なので即効性のある化成肥料を施します。
めっちゃ疲れているのに
ゆっくりじわじわしか効果のない肥料だと
体力が回復する前に枯れてしまうリスクだってありますからね。
おすすめの化成肥料はこちらです。
⇒幅広い植物に使える化成肥料500g【鉢花】【花壇】【プランター】【即効性】【花】【野菜】
漢なら有機栽培とか軟弱な事は言わず、ガツンと即効性の化成肥料でキメるのだよ。 pic.twitter.com/hbm63tRIid
— 大平貴之 (@ohiratec_mega) December 30, 2013
個人的肥料の使い分け
マルタ(茶袋入り)
強く肥料をかけたい木おまかせ 東商
普通に肥料を効かせる化成肥料(即効性)
ザル培養など即効で強くかけるものIB ワンス
挿し木素材などで大量の鉢数があり交換作業の工数が大きいものハイポネックス
薬剤散布のときに気分で… pic.twitter.com/W7iNm5AtAU— 盆栽星人 (@Bonsai_Seizin) September 29, 2021
以上、アカンサスの花後の対処法についての記事を終わります。
続いてアカンサスの別記事をご覧ください。
⇒アカンサスの花言葉と由来を実際に撮影した画像とともに解説
⇒アカンサスの花の特徴(画像付き)