ノウゼンカズラは育てやすい植物です。
育てるのに苦労しません。だから人気があります。
そうそう、たぶん縮まってノウゼンカなんだろうね、ありがとう!RT @tiroline: @yu_hori 育てやすいから人気があるらしく、あちこちの家で見ます。夏の間はずっと咲いてるよーな…ノウゼンカズラじゃなかったっけ?
— yukiko tnk (@yu_hori) September 8, 2010
でも、楽しい事ばかりではありません。
ノウゼンカズラのことで
「こんなはずじゃなかった」と苦労する時がくるかもしれません。
⇒ノウゼンカズラを植えてはいけない7つの理由
そして
ノウゼンカズラを撤去・駆除する
ときがくるかもしれません。
でもノウゼンカズラを育てやすかった反面、
駆除するのはめちゃくちゃ大変です。
支部のシャと対になるようにしたかったのに加工の仕方がわからなくなった🫠
あとノウゼンカズラは花言葉とかじゃなくて夏の花ってのと、一度植えると手入れが面倒で駆除が大変ってことで…— 花山 (@hanayama_e) July 15, 2023
どうやってノウゼンカズラを駆除すればよいのでしょう?
この記事ではノウゼンカズラを駆除する方法について解説します。
目次
ノウゼンカズラを駆除するのが難しい理由
駆除が難しい理由(1)気根の存在
虫のタマゴがノウゼンカズラの茎の裏に!!ヤバイと思って調べたら、まさかの【気根】〜^^;
ツタのようにガシガシ登って行く気らしい・・。
・#夏の花 #ノウゼンカズラ #気根 #aerialroots #campsisgrand… https://t.co/78ySV5IV0Q pic.twitter.com/Pc7h0sBsED— すこたん (@scotan8) May 24, 2017
ノウゼンカズラは幹から気根というものを出します。
気根によって近くの壁や他の植物の茎や幹にくっつきながら成長していきます。
だから気根を除去しようとするわけですが・・・。
はりついた気根を除去しようとしたら跡が残ることもあります。
壁に跡が残ってしまうわけです。
そうなったら建物の価値が下がるかもしれません。
だから力づくでノウゼンカズラを駆除するのは難しいです。
ノウゼンカズラとてもきれいな花
ブラシみたいな気根で壁を登る
壁のそばには植えない方がいいな>_<剥がれやしない(T_T)#花好きとつながりたい#ガーデニング pic.twitter.com/Rdo5MyYCur— はないぬ (@II0vEQwEfZ1uKZZ) June 19, 2021
駆除が難しい理由(2)こぼれ種でどんどん増える
#ノウゼンカズラ の種だそうだ。まくとノウゼンカズラがはえてくる。ノウゼンカズラはこぼれ種でどんどん増えるそうだし。
どうしよう。 pic.twitter.com/ZSSlWGgPcu— TAKAHASHI, Makoto (@HitsujiD) November 16, 2022
ノウゼンカズラの花が咲いた後、
パッと見「エンドウ豆?」と勘違いしてしまいそうな形の実ができます。
そして実が熟しきると大量の種が地面に落下します。
こぼれ種ってやつです。
こんばんは✨
庭で剪定をしていた夫が見つけた #ハリミノウゼン の実。
種を見たのは初めてです。
殻を開けると真ん中に仕切りがありその両側に薄っぺらな種が2つずつ入っていました。
ノウゼンカズラの種と同じでしょうか?
Lavender #TrumpetVine #ClytostomaCallistegioides pic.twitter.com/ega5pczHib— 耳子 (@mufftabby) December 10, 2022
ピンクノウゼンカズラの種 pic.twitter.com/QsU2Mo7jhF
— Oちゃん (@O36312170) August 31, 2021
こぼれ種は風に飛ばされたり
人間の靴にくっついたりして別の場所に移動するでしょう。
そして別の場所でさらにノウゼンカズラが増えるわけです。
もし他人の庭にノウゼンカズラが増えたら迷惑をかけることになります。
ノウゼンカズラってたいてい塀のあたりに存在します。
だから「もしかして、~さんのノウゼンカズラの種が飛んできたから
うちの庭に生えてきたんじゃない?」って推理されてしまうかもしれません。
駆除が難しい理由地下茎が横方向にも下方向にも伸びる
例えばシュロの木。
この木は切り倒すのが難しいですが、地上部をすべて切り倒せば駆除は可能です。
ただ切り倒すのが難しいのですが・・・。
⇒シュロの木の成長を止める方法はある?
⇒シュロの木言い伝えの秘密に迫る
抜いても抜いても地下茎が生きててアスファルト突き破って出てくるノウゼンカズラ半端ないって! pic.twitter.com/wWMH1nAmPn
— 奥山雄大(茨城県在住関西人) (@yokuyama) July 23, 2018
でも、ノウゼンカズラは地上部をすべて切り倒しても
地下茎が生き残っていたら
また復活して成長していきます。
まさにプラナリアみたいな植物なのです。
プラナリアという虫に出会ったことがありますか?思いのままにカットして、何事もなかったかのように進みます。それは自らを再生し、成長することができます🤔😱
— マサミ (@masami777777) August 6, 2023
なので地上から見える部分をすべて切り落としても
地下茎が残っていたら、
そこからまたプラナリアみたいに芽を出して再生します。
しかも地下茎は下方向だけでなく横方向に伸びます。
今まで育っていた場所より少し離れた場所から
芽を出して成長していく可能性があります。
あなたが最初に植えた場所はあなたが望んだ場所です。
でも、地下茎を伸ばして芽を出した場所は
あなたが望んでない場所。邪魔な場所です。
しかもノウゼンカズラの地下茎は横方向だけでなく下方向にも伸びます。
⇒だから横方向の地下茎を全部除去した気になっても
下方向の地下茎を駆除できなければまた復活します。
どう考えても駆除は難しそうですね。
どうやってノウゼンカズラを駆除したらいいの?
(1)気根の存在
(2)こぼれ種をまき散らす
(3)地下茎が横方向にも下方向にも伸びる
でした。
以上のことからノウゼンカズラを駆除するのは非常に難しいです。
ではどうすればノウゼンカズラを駆除できるのでしょうか?
続きは明日やるつもりが、頑張ってノコギリも駆使してノウゼンカズラ全部完了👍🏻病み上がりなのによく頑張りました🏆…って誰もいないから自分で自分を褒めておこう💧 pic.twitter.com/nHumk644sM
— みんきぃ (@mei_xing2) November 10, 2018
まずノコギリを使って地上部のノウゼンカズラを解体しましょう。
生い茂った邪魔な地上部を先に解体しないと
地下茎などを駆除するのは難しいですからね。
で、解体するときには中心の幹からではなく
先端部からノコギリやハサミを使って切っていきましょう。
その方が切りやすいからです。
幹から切るより枝の先端の方から切った方が切りやすいですし怪我しにくいですよね。
あなたがお住いの市町村の条例に従った捨て方ができる大きさに切っていきましょう。
今日は、長年の悩みの植木を二本撤去した。
ノウゼンカズラは、横に枝が伸びてしまい邪魔でぶった切った。
ムクゲは、何本も太い根が横に張っていて、根まで電ノコで切る。下にも太い根があったが、切るだけで掘る気力が無く埋めた😅
植木は椿と梅だけになった。あ〜疲れた。
次は大粒の金柑が欲しい。— じゅん (@tantan1gou) November 1, 2020
それから幹を切ってください。
できれば地上ギリギリくらいまで短くしましょう。
残った幹の切り口にドリルを使って湯呑程度の穴(くぼみ)を作ってください。
そこに除草剤を入れましょう。
おすすめはこちらです。
⇒ラウンドアップマックスロード 1L
この除草剤は『浸透移行性除草剤』です。
茎や幹のくぼみにこの除草剤を入れることで
ノウゼンカズラの内部に浸透していきます。
しかもこの方法であれば
間違って除草剤をこぼさない限り
隣の樹木に影響が出にくいでしょう。
↓RT
(゚ー゚)(。_。)(゚-゚)(。_。)ウンウン
以前、憎つっっつっつつつくきノウゼンカズラの切り株にドリルで孔を穿つてラウンドアツプ原液をちう入したら、切り株周圍の龍の髭が全滅して驚いたことが☝️。 https://t.co/GzkAzoKRQK— 月 旧一@💙💛🤝🔴 (@oldmoon_1) May 25, 2022
ただ、原液でいかないと厳しいかもしれません。
しかも除草剤を入れた後、フタをしておいた方がよいかも。
でないと雨などの水分が中に入ったら除草剤が薄まってしまい、
効果が落ちてしまうかもしれないので。
それくらいノウゼンカズラの生命力はすごいです。
土下座
いやマジで物凄いタフですノウゼンカズラ。除草剤の原液を茎に注射しても、翌年その下の根から復活してきたんで— カモ・スラガスキー (@rickdickid_F14) July 15, 2023
これを何回か繰り返すことで地下茎にまで除草剤が浸透して
ノウゼンカズラを駆除できる可能性が高くなります。
ここまでまとめると
(1)先端部分からノコギリなどで切っていく
(2)地上部ギリギリくらいまで切る
(3)幹にドリルを使って穴をあける
(4)そこに浸透移行性除草剤を原液の状態で入れる
(5)フタをする
(6)しばらく放置
(7)もし新たな芽が出てきたら(4)から(6)を繰り返す
ということです。
ノウゼンカズラは生命力がすごいです。
残った幹の部分や地下茎などが生きていると
そこからまた復活します。
なので根気強く除草剤を使って駆除するしかありません。
あきらめないでください。