・ウスベニアオイ
・ゼニアオイ
・タチアオイ
なんかが有名です。
タチアオイは人間で言ったら高身長な感じで
花を1つずつ下から上に向かってつけていくという特徴があります。
そんな特徴は同じアオイ科の植物であるゼニアオイやウスベニアオイにはありません。
だから、タチアオイとゼニアオイやウスベニアオイを見分けるのは簡単です。
でも、ウスベニアオイとゼニアオイを見分けるのは難しいです。
ウスベニアオイとゼニアオイは花の付き方や形、葉っぱの形が
すごく似ているからです。
ウスベニアオイとゼニアオイは原産地がヨーロッパや北アフリカというのも
すごく似ている理由の一つでしょう。
たとえば、レウィシアは自然には高山に存在する植物です。
高山は私たちが住んでいるような場所よりも寒いです。
なので、レウィシアは寒さに強いです。
逆に暑さに弱いです。
そういったところからくる花や葉っぱの特徴ってあるわけです。
でも、ウスベニアオイとゼニアオイの原産地は同じだと同じアオイ科で
しかも同じゼニアオイ属の多年草です。
だから似ていても当然なのです。
でも、散歩していてみつけた植物が
ウスベニアオイなのかゼニアオイなのか
迷った時にどうやって見分けたら良いか?
悩むときがあると思います。
今回の記事ではウスベニアオイとゼニアオイの3つの違いをご紹介します。
目次
ウスベニアオイとゼニアオイの見分け方(1)茎に毛があるかどうか
ウスベニアオイには上記画像のように茎に毛があります。
茎に毛が生えているのって植物の名前を特定するのにすごく有効です。
たとえばスイセンノウにも茎に毛が生えていますね。
でも、
ゼニアオイの茎に毛は生えていません。
人間でいったらツルツルの足と一緒です。
なので、道端で見かけた花がウスベニアオイかゼニアオイなのか
区別をつけたいなら、茎をよく見てください。
・毛が生えている・・・ウスベニアオイ
・毛が生えていない・・・ゼニアオイ
と見分けることができます。
ウスベニアオイとゼニアオイの見分け方(2)葉の切れ込み
ウスベニアオイの葉っぱって切れ込みが深いです。
これはゼニアオイと見分けるのに非常に有益な情報です。
逆にゼニアオイの葉っぱは切れ込みが浅くて丸っこいです。
葉っぱってよく見ると面白くてブラキカムの葉っぱは
上記画像のように切れ込みが深いし、細長いですね。
でもセキチクの葉っぱってツルツルしていますね。
切れ込みがありません。
こうやっていろんな植物の特徴を理解しておくと
ウスベニアオイとゼニアオイの区別がつきやすくなりますよ。
・葉の切れ込みが深い・・・ウスベニアオイ
・葉の切れ込みが浅く丸っこい・・・ゼニアオイ
です。
ウスベニアオイとゼニアオイの見分け方(3)花の数
・ウスベニアオイは1個から4個
・ゼニアオイは10個前後
とゼニアオイの方が1か所にたくさんの花を咲かせます。
上記画像はウスベニアオイの花ですが、1か所に1つって感じですよね。
上記画像はゼニアオイの花ですが、1か所にたくさん咲いていますよね。
これってタチアオイも1か所に1つの花って感じですので、
アオイ科の中で花の咲かせ方はゼニアオイはちょっと特殊なのかもしれませんね。
ウスベニアオイとゼニアオイの見分け方まとめ
葉の付け根につく花の数は
・ウスベニアオイは1個から4個
・ゼニアオイは10個前後
葉の見分け方は
・葉の切れ込みが深い・・・ウスベニアオイ
・葉の切れ込みが浅く丸っこい・・・ゼニアオイ
茎に
・毛が生えている・・・ウスベニアオイ
・毛が生えていない・・・ゼニアオイ
でした。