ブラキカムはキク科の植物です。
同じキク科の植物に皇帝ダリアがありますが、
大きさといい、花の見た目といい、ブラキカムとは全く違いますね。
⇒皇帝ダリアには開花時期が関係する注意点がある!
しかも、皇帝ダリアとブラキカムでは花が咲く時期が全く違います。
皇帝ダリアは11月から12月という冬の時期に花を咲かせます。
でも、ブラキカムは春から秋にかけて花を咲かせます。
そういった意味でも、皇帝ダリアは冬の寒さに強そうですが、
意外と、寒さに弱かったりします。
では、ブラキカムは冬に強いのでしょうか?
今回の記事ではブラキカムの冬越し対策について解説してみたいと思います。
ブラキカム冬越し環境対策
ブラキカムは冬になったら寒さで地面から出ている部分は枯れてしまいます。
でも、地面の下に存在する根っこは生き残っています。
で、春になったらまた地面から芽を出し
すくすくと成長し、花を咲かせます。
「じゃ、ブラキカムの冬越し対策は簡単そうですね」
と思った方もいるかもしれません。
でも、うまくいかないこともあります。
というのはブラキカムは寒さに弱いです。
気温が5℃を下回ると根っこも枯れてしまいます。
つまり、ブラキカムが死滅し、春になっても芽を出さなくなってしまうのです。
なので、ブラキカムの冬越し対策として5℃を下回らない場所を
選んだ方が良いでしょう。
たとえば、霜が当たるような場所だと確実にブラキカムがダメージを受け
根っこごと枯れてしまいます。
冬、霜が当たるような場所にブラキカムを置かないようにご注意ください。
たとえば、冬、霜が当たるような場所でブラキカムを育てているようなら
ブラキカムを鉢に植え替えて、
暖かい場所に移動することをおすすめします。
ブラキカムは同じキク科でも皇帝ダリアみたいに5m級の巨大な植物ではありません。
⇒皇帝ダリアには開花時期が関係する注意点がある!
ブラキカムなら簡単に鉢に植え替えて
冬でも比較的暖かいベランダであったり
軒先に移動させることができます。
もし、「いや、うちは鉢に植え替えるのは面倒だからやりたくない!」
という場合には、根っこがうまっているあたりの地面を暖かくする対策を施しましょう。
これをマルチングといいます。
「マルチング?言葉だけでもややこしそう」
と思った方もいるかもしれません。
でも、そんなことはありません。
マルチングは難しいものもあれば、めちゃくちゃ簡単なものもあります。
たとえば、こちらの商品をブラキカムが生えている地面にまいて
寒さから守ってあげます。
⇒まくだけで守る バラのマルチング材 14リットル入り 4個セット
こういう行為をマルチングと言います。
こうやって、植物を寒さから守ってあげる行為をマルチングと言います。
マルチングをすることで、植物が寒さで死滅するのを防ぐことができます。
その結果、また春になったら元気な芽が出てくることでしょう。
異常でブラキカムの冬越し対策についての解説を終わります。
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