2022年6月現在、
日本ってガソリンの価格が高くなってたり
玉ねぎの値段が高くなっていたりと
とにかく物価が上がってますよね。
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おはしーさん🌞🐕❗
\まだ実感はないけど、卵🥚の値段も上がってきてるらしい🥺
色んな物が値上げされてて、10円とか20円くらいとかでも積み重なると結構痛手😔💨
仕方ないのかな😔💨💨💨
水曜日❗
今日もよろしくお願いします🤠— しーさん.🤠~🎵 (@Csan_dad) June 14, 2022
ごめん、旅にはいけません。今、北海道にいます。この国を南北に縦断するガソリン価格を破壊したいです。本当は100円切っていた頃が恋しいけれど、今はちょっとだけ、世界を変えるふりをします。私のクーデターも、きっといつかサウジアラビアに原油の増産をさせるから。 pic.twitter.com/SRsoLf3eSH
— やきう (@yky_mr) June 19, 2022
そんな値段の上がった卵やガソリンと比べても
ビワは尋常じゃないくらい高いと思います。
今年もお庭のビワが美味い!
これ買うとめちゃくちゃ高いからすごく贅沢感あるわ本当はびわの葉茶作るとええんやろね
— ユデタロー (@udonyudetaro) June 12, 2022
ガソリンや卵は世界情勢の影響もあるようです。
でも、ビワは世界情勢とは関係ない理由から値段が高いのです。
この記事ではビワの値段が高い3つの理由について
解説したいと思います。
ビワが高い理由(1)甘いビワにするのが難しいから
上記画像をご覧ください。
ビワの実がいっぱいなってますね。
「これだけたくさんビワの実がなるんなら
安く売ってくれたっていいんじゃないの?」
って思った方もいるかもしれませんね。
確かにビワを欲しい人×個数(経済学用語で需要)と
ビワを売る人の数と個数(経済学用語で供給)で、供給の方が多いと
値段って下がります。
たとえば、いっぱいミカンを作ったけど買う人がいなかったら
(供給の方が需要より低い)、
値段を下げて売らないと売れ残りますからね。
需要と供給について別サイトで私が解説した記事があるので
興味のある方はご覧ください。
・超過需要とは超過供給とは何か?グラフを使って解説
ではどうしてビワの実がたくさんなるのに
値段が高いのでしょう。
実際、上記画像のようにブドウみたいにビワもいっぱい実ができます。
でも、このまま放置だと甘くておいしいビワにはならないのです。
令和現在、甘くておいしい果物なんてたくさんあります。
なので、ビワをお客さんに選んでもらおうと思ったら
より甘くよりおいしくなる工夫が必要なのです。
ではどうするか?
ブドウみたいにいっぱいできた実の中から
より甘くよりおいしくなりそうな実だけを残して
後は摘果(てきか)します。
摘果とはより甘くてよりおいしい実を作る為に
摘み取る前段階の幼い実を間引くことです。
簡単にいったらブドウみたいにできたたくさんある実の中から
よさそうな実だけ残し、あとは摘み取ってしまうことを摘果といいます。
ビワの実に行く栄養には限界があります。
同じ場所にたくさん実があったら、
栄養がそれぞれの実に分散されてしまうのです。
でも、適度に間引けば
少数精鋭の実にだけ栄養が行くため
より甘くよりおいしいビワの実ができます。
ですから、おいしいビワの実がお店に出されるころには
相当な数の実が間引かれて捨てられているのです。
だからいっぱいビワの実がこの世の中に存在しているように見えても
実際はビワの生産量というのは少なくなってしまいます。
つまり、需要(ビワを食べたい人)の方が供給(ビワを売りたい人)より多いため
どうしても値段が高くなってしまうのです。
ビワが高い理由(2)ビワを育てるのが難しい
ビワを育てるのは難しいといわれています。
お疲れ様です^^
ビワは年によって結構違ってきますよね。
ビワ農家は安定的に栽培しないといけないので大変だと思います。— 塩漬けマン@投機ブログ (@shiozukemann) August 1, 2020
先ほども解説しましたが、
実を美味しく甘くするために摘果する必要があります。
また害虫や鳥がビワの実を食べるという被害を防ぐために
袋かけという作業も必要になります。
放っておくと売れない実になってしまうってことです。
もちろん肥料を与える必要もありますし、
剪定する必要もあります。
それからどんな場所でもビワを育てれるわけではありません。
極端な話、北海道でビワを育てることはできません。
ビワの花って寒さに弱いからです。
花ができないと実がなりませんからね。
だからビワって暖かい場所で育てる必要があります。
また、ビワって水はけのよい場所でないと育ちません。
ということは斜面で育てた方がよいわけです。
平らな場所より斜面の方が、より水が下に流れていくからです。
とはいえ斜面だと機械を使う作業が難しいですよね。
斜面でトラクターとか明らかに運転しづらそうじゃないですか。
ということはビワを育てるのってひたすら手作業ってことです。
機械による作業の方が手作業よりも
より多くの植物を相手できるのは自明ですよね。
でもビワは水はけのよい場所で育てないといけないから
斜面で育てるため、機械化が進まず
ビワの大量生産ができないのです。
さらにビワって日持ちが悪いです。
いざビワの実を収穫しても1週間以内に食べる必要があります。
でないと傷んでしまいますから。
だから必死で手作業で収穫したビワの実を
すぐに出荷してすぐに売って、すぐに食べてもらわないといけません。
日持ちするなら、買いたい人がいるまで
置いておけます。
でも、ビワの実は日持ちしないから
収穫したらすぐに売れないと廃棄です。
だから仮にビワを大量生産できても
日持ちしないから、売れなくては生きって可能性だってあります。
だから余計にビワの実を大量生産できず
需要の方が供給の方が多くなるため、値段が高くなるのです。
ビワが高い理由(3)収穫までに8年以上かかるから希少価値が高い
しかも種からビワの実ができるのに8年程度かかります。
桃栗三年柿八年的な話です。
苗から育てても実ができるのに数年かかるそうです。
しかもさっきもいったようにビワは斜面で育てることが多いため
機械かが進んでいません。
手作業です。
また、たくさん実ができても、
甘い実にするために摘花して間引きます。
以上3つの理由からビワの実ってやたらと高くなってしまうのです。
単純に自分だけ食べればいいだけなら
間引かなくてもそれなりの味のビワの実を食べれます。
でも、お客さんにビワの実を売るためには
甘くないと怒られます。
そんなこともあってどうしても
手間暇かかるため、ビワの実って高くなるんですね。
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