ハナニラはヒガンバナ科の植物で分球という方法を使って
どんどん増えます。
どんどん増えて困っている方も多いです。
今回の記事ではハナニラと似た花をご紹介したいと思います。
目次
ハナニラに似た花ヒメヒオウギ
花径(花の大きさ) | 花びらの数 | その他 | |
ハナニラ | 約3.5㎝ | 6枚(花被片) | フリージアの仲間 |
ヒメヒオウギ | 約2.5㎝ | 6枚 |
ヒメヒオウギとハナニラ、すごく似ていませんか?
私たちがいう花びらの数も6枚ですし
花の大きさも結構似ています。
⇒ヒメヒオウギの花言葉と由来
「2.5㎝と3.5㎝だったらかなり差があるんじゃないの?」
って思った方もいるかもしれませんね。
たとえば、花の形だけだったら皇帝ダリアとハナニラは
少し似ている気がします。
でも、皇帝ダリアの花の大きさは約15㎝です。
2.5㎝と3.5㎝の差って小さいですよね。
ヒメヒオウギとハナニラは花の大きさといい、
花びらの数といい、形といい、色といい、すごく似ていると思います。
ハナニラに似た花ニワゼキショウ
ニワゼキショウとハナニラも似ていますね。
ニワゼキショウの花の大きさも3㎝とハナニラと似ていますし
花びら(実際は花弁と萼の合計が6枚)の数も似ています。
⇒萼とは?花弁との違いをわかりやすく解説
ハナニラに似た花オーニソガラム(オオアマナ)
オーニソガラムとハナニラも似ていますね。
花の大きさも約3㎝ですし、花の形も星の形をしていてハナニラとすごく似ています。
花びらの数も6枚でハナニラと同じです。
ハナニラに似た花ゼフィランサス(タマスダレ)
ゼフィランサスとハナニラは同じヒガンバナ科なので
ある意味、仲間ですから花の形が似ているのも当然のことかもしれません。
花の大きさも4㎝前後ですし、花びらの数も6枚なので
ハナニラとすごく似ている気がします。
でも、ゼフィランサスの仲間であるサフランモドキになると
花の色がピンク色ですし、花の形もちょっと違いますね。
⇒サフランモドキと似た花を画像付きでご紹介
ハナニラに似た花ミツカドネギ
ミツカドネギとハナニラもすごく似ています。
ミツカドネギは『ネギ』という名前がついているように
ネギとかニラの仲間です。
花の大きさは2㎝くらいでハナニラと似ていますし
花びらの数も6枚なのでハナニラと同じです。
ミツカドネギは花びらの内側あたりに緑色の線が入っているのが特徴的で
ハナニラと明確に区別することができます。
ハナニラに似た花チングルマ
チングルマはバラ科で
ハナニラとはかなり系統が違う感じがしますけど
花は似ていますね。
チングルマの花の大きさは約2.5㎝でハナニラと似ています。
でも、チングルマの花びらの数は5枚で6枚のハナニラとは違いますね。
ここでチングルマとハナニラを区別することができます。
ちなみにチングルマという名前の由来は
花の後にできるものが稚児車(チゴグルマ=おもちゃの風車のこと)と似ているところから来ているといわれています。
チゴグルマ⇒チングルマって感じです。
ハナニラに似た花まとめ
最後にまとめますとハナニラと似ている花たちは以下の通りです。
分類 | 花径 | 花びらの数 | その他 | |
ハナニラ | ヒガンバナ科 | 3.5㎝ | 6枚 | 花弁中央には紫色の筋 |
チングルマ | バラ科 | 2.5㎝ | 5枚 | おもちゃの風車(稚児車)が名前の由来という説 |
ミツカドネギ | ヒガンバナ科 | 1~2cm | 6枚の花被片 | 内側に緑色の線 |
ヒメヒオウギ | アヤメ科 | 2.5㎝ | 花被片6個 | 1輪の花は3~4日開いている |
ニワゼキショウ | アヤメ科 | 3㎝ | 花被6枚 | 花弁と萼3枚は色も形も同じ |
オーニソガラム | ユリ科 | 3㎝ | 6弁 | ベツレヘムの星に例えられている |
ゼフィランサス(タマスダレ) | ヒガンバナ科 | 3~5㎝ | 6弁 | ピンク色の花を咲かせるサフランモドキも有名 |
以上、参考にしていただけるとうれしいです。