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クスノキ科

クスノキの特徴は?

クスノキ




この記事ではクスノキの特徴について解説します。

クスノキ

まずクスノキの葉から説明しますね。
葉っぱが卵形です。

ノイバラ

同じ卵形の葉っぱをしている植物だったら
ノイバラがあります。
ノイバラの花の特徴

クスノキ

葉脈が付け根の辺から3本に分かれるところが特徴的です。
そして3本に分かれることを三本脈といいます。

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クスノキの特徴(ダニ部屋)

クスノキ

また三本脈の分岐点にフシダニというダニが棲む部屋があります。
ダニ部屋といいます。

これって謎なんです。

なぜなら、クスノキの特徴として樟脳の臭いがするからです。
樟脳の臭いはタンスに眠っている衣類の虫除けとして使われています。
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もし機会があったらクスノキの葉っぱをゴシゴシもんでみてください。
すると、樟脳の特徴的な臭いがしてきますよ。

なので、ダニだって樟脳の臭いは嫌いなはずです。
なのにクスノキの葉にあるダニ部屋にだけはフシダニというダニが棲んでいます。

なぜクスノキの葉にあるダニ部屋に
フシダニが棲んでいるのか、詳しい理由はわかっていません。

ちなみにクスノキからとれる樟脳は医療ではカンフル剤として使用されています。
カンフル剤とは中枢神経を興奮させる作用があり、
血圧を上げたり呼吸量を増やしたり心臓の運動を増やしたりします。

そんな物質がクスノキには存在しているわけですね。

クスノキ

話は戻って樟脳による防虫効果から
クスノキはタンスの材料として使用されたりもします。

クスノキ

他にもクスノキは

・楽器
・木魚
・建築資材

などでも使われることがあります。

クスノキが存在している場所は関東よりも西の地方です。
木の高さは15m~35mくらいになります。

中には50m以上にまで育つクスノキまであります。

クスノキ

それから葉のつきかたには

・対生
・互生
・輪生

の3種類がありますが

クスノキの葉は互生です

他にもこちらの樹木の葉は互生です。
葉のつき方が互生の樹木はコチラ

互生とは互い違いに葉が枝につくことをいいます。

輪生の葉はこちらの樹木です。
輪生の具体例はコチラ

対生についてはこちらをご覧ください。
対生の具体例はコチラ

最後にまとめますとクスノキの特徴は、樟脳の臭いです。
虫除け効果や神経を興奮させて血圧を上げる作用などがあります。

そのため医療分野や建築分野などで利用されています。

こちらも参考に!⇒アカメガシワの樹皮の特徴は?