芝生にぷよぷよして、
ワカメみたいなものが見つかったら、
それはイシクラゲっていう海藻みたいな植物かもしれません。
イシクラゲが芝生にダメージを与えるわけじゃないけど、
見た目がちょっと気持ち悪くて、
ほっとくとどんどん増えちゃうんです。
今回は、そんな突然芝生に出てくる「芝のわかめ」、
イシクラゲについて、もっと知ってもらおうと思います。
そして、イシクラゲをうまく駆除して、
芝生が侵略されるのを防ぐ方法も一緒にお話しします。
正しいやり方でイシクラゲをなくせば、
芝生をきれいに保てますよ。
イシクラゲで困っている人も多いと思います。
海藻みたいな見た目で、芝生にとっては扱いにくい雑草なんです。
でも、大丈夫ですよ。
この記事ではイシクラゲの駆除方法を紹介しますので
芝生をきれいにする手助けになると思います。
通常の除草剤じゃなく、イシクラゲ専用のやり方について、
これからくわしく説明しますので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
芝生を侵略するイシクラゲとは?
![イシクラゲ](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2024/03/isikurage20240310ddh.jpg)
公園や学校のグラウンドで、
ワカメみたいなものを見たことがありますか?
それはイシクラゲという、
陸上でも生きられる不思議な藻類なんです。
グラウンドとか公園によく落ちてる謎のワカメ、イシクラゲっていうシアノバクテリアの仲間らしい…!https://t.co/7va1uX4Obr pic.twitter.com/4cjLUBqUMN
— しばた (@shibatascript) March 29, 2022
藻類と聞くと海の中にいるワカメなどの海藻を
思い浮かべるかもしれませんね。
ですが、実は光合成をする生き物の中でも
普通の植物やシダ、コケ以外のものを藻類って言います。
藻類といったら海にいる海藻を想像しがちですけど、
実際には陸上にもいろんな種類の藻類が存在しているんですね。
例えば陸上で有名な藻類として
藍藻類がいます。
イシクラゲは乾燥状態では生命活動が休止するようですが、水を含むと30倍まで吸収して細胞増殖を再開するらしい。
これ(藍藻類)が葉緑体になり、緑藻に取り込まれ、緑藻が陸上植物へと進化して、さらに、これが地球上に酸素をもたらしたのだから、スゴイ生き物です。 https://t.co/rdndGjNFOr pic.twitter.com/5zvuvOOYh3
— 豊田ホタルの里ミュージアム (@toyotahotarum) November 30, 2023
他にも今回の記事テーマであるイシクラゲも藻類の仲間です。
イシクラゲは、日本の本州の中部から西にかけてよく見られる藍藻の一種で
雨が降ると膨らんでワカメのようになります。
雨が降らなくて乾燥しても、
また水を吸うと元の活動を始めることができる、
とっても生命力の強い生き物なんです。
沖縄ではイシクラゲを食べる文化があるんだそうです。
イシクラゲ(藍藻類)沖縄では山アーサと言う方々も多いです。綺麗に水洗いし茹でて調理します。宮廷料理で島豆腐と白和えで使われていました! pic.twitter.com/FDYZdvPg75
— 画像&立体データで「イメージ&ものづくり」 (@ryukyudream) June 10, 2014
でも、イシクラゲが芝生に生えると、
見た目が悪くなったり臭いの原因になることがあります。
今日も朝から夏だ!
涼しいうちにと思いイシクラゲの駆除を試みた
最近、海藻のような匂いがすると思ったら
原因はこいつだった😱
苔用の駆除剤がある事は知っていたが
けっこう高い!
ただ、酸には弱いらしい
でもお酢ではダメでクエン酸を使う
クエン酸液に木酢液を足して臭いも消す
さて、効果は? pic.twitter.com/IAjQ8vI9Wc— モズクサンバイズ (@mozuku12198) July 28, 2023
それに、土の中の空気の流れや水の流れをふさぎ、
芝生がうまく育たなくなることもあります。
そんなこともあって芝生に増えたイシクラゲを
なんとかして駆除したいと考える方は多いです。
芝生に浸食してきたイシクラゲを駆除したい。きもちわるい、アレ…
— 秋山奎碁 (@maruchan2001) September 7, 2015
そこでこの記事では芝生を侵食するイシクラゲの駆除方法について
解説していきます。
芝生に生えたイシクラゲの駆除方法
![イシクラゲ](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2024/03/isikurage20240310dhdh-1.jpg)
芝生を侵食するイシクラゲを駆除しようと思っても、
普通の除草剤ではなかなかうまくきません。
ではどんな駆除剤を使えばイシクラゲを駆除できるのでしょう?
食品添加物から作られた「コケそうじ」という
安全なイシクラゲ専用の駆除剤をおすすめします。
⇒コケ駆除剤 コケそうじスプレー 500ml 非農耕地用 イシクラゲ 除去
さらに、「キレダー水和剤」という除草剤もイシクラゲに効くので、
試してみる価値ありです。
⇒キレダー水和剤 500g
キレダー水和剤は芝生にも安全でイシクラゲだけを
ピンポイントで枯らしてくれます。
イシクラゲを駆除するタイミングとしては
乾燥してカチカチになる前になります。
別の言い方をすると水を含んでヌメヌメしているときに
キレダー水和剤を撒くのがコツです。
キレダー水和剤を撒いてから1週間か10日ぐらいで
イシクラゲが枯れてくることが多いです。
イシクラゲが枯れたら除去しましょう。
イシクラゲなどの藻類が生えないようにするには?
![イシクラゲ](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2024/03/isikurage20240310dhhd.jpg)
藻類の増加を防ぐには、
藻類が好む条件を作らないよう心がけることが重要です。
藻類は、湿度が高くて
日の光がしっかりと当たるような場所で繁殖しやすいです。
ですから、日陰で土が乾きにくい場所や、
水はけが悪いところ、または芝生が薄くなったり
短くなったりしているところでは、
藻類が生えやすくなってしまいます。
これらの条件は、藻類だけではなく、
他の菌類が増えやすい環境でもあります。
お庭の芝生を健康に保つためには、
土を柔らかくするエアレーションを行うことや、
芝生を健康的に育てることが大切になります。
![エアレーションの具体例](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2024/03/airation20240321hdh.jpg)
エアレーションとは、
お庭の芝生の土を健康に保つための大切な手入れの一つです。
ご家庭でたとえるなら、お布団を外に干して日光に当てることで、
中の湿気を飛ばし、ダニを予防するのと似ています。
芝生の土も、時々「空気を入れる」ことで、
根元に酸素を届ける必要があります。
![庭に穴を開ける](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2024/03/niwanoana20240321dhdhj.jpg)
具体的には、小さな穴を地面に開けて、
土の中に空気を送り込む作業です。
この穴が、土の中の空気の流れを良くし、
根に必要な酸素を届け、余分な水分の排出を助けます。
また、硬くなった土をほぐして、
根が広がりやすくなるため、芝生が健康的に成長します。
まるで、ケーキにフォークで
穴を開けて生クリームをしみ込ませるように、
エアレーションは芝生の土に「呼吸のための小さな穴」を開けることで、
芝生がより健康に、より美しく育つ手助けをするんですよ。
万が一、藻類が生えてしまった場合には、
こちらの薬剤を使用して除去する方法もあります。
⇒コケ駆除剤 コケそうじスプレー 500ml 非農耕地用 イシクラゲ 除去
芝生にイシクラゲが生えるのは、
土がジメジメしていて水がうまく流れないからです。
イシクラゲを防ぎたい場合、土の状態を改善することが重要です。
これは、芝生を健康に保つために
土の質を良くするということを意味しています。
具体的には、イシクラゲが生えやすいのは
土が湿って水がたまりやすい状態にあるため、
水が土の中をスムーズに通り抜けていけるように、
土をサラサラにすることが求められます。
このようにして土をサラサラにすることにより、
水はけを良くし、イシクラゲが生えにくい環境を
作ることができるわけです。
イシクラゲが芝生を侵略!効果的な駆除方法まとめ
![イシクラゲ](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2024/03/isikurage20240310dggdgdg.jpg)
今回は「芝生を侵略するイシクラゲの駆除方法」について解説しました。
芝生に急に現れるイシクラゲについて、
何なのかとどう対処したらいいかを話しました。
日本の本州中部から西ではよく見られるこのイシクラゲは、
雨が降るとワカメみたいにふくらんで見えます。
乾いてもまた元に戻れる強い生き物ですが、
見た目が悪くなったり悪臭の原因になったりします。
そんな時には、「コケそうじ」や「キレダー水和剤」という
イシクラゲ専用の駆除剤が役立ちます。
乾燥する前に使えば、芝生をきれいに戻せますよ。
イシクラゲがよく生えるのは水はけの悪いところ。
だから、土を良くすることが大事です。
この記事で芝生の上からでもできる改良方法を
紹介していますから、
困っている人は試してみてくださいね。
藻類が増えないようにするには、
藻類が好む環境を作らないことが大切。
このポイントをしっかり覚えて、美しい芝生を守っていきましょう。
この記事がみなさんの役に立ったら嬉しいです。
今回の記事は以上になります。