ウバメガシはブナ科の植物です。
ここではウバメガシを襲う恐ろしい病気を3つご紹介します。
ウバメガシを襲う病気1.てんぐ巣病
てんぐ巣病は天狗の住みかに似ていることから名付けられたそうです。
天狗の住みか=天狗の巣という意味です。
てんぐ巣病にかかった部位はコブ状になります。
そしてコブ状になった部分から先の成長はものすごく悪くなります。
てんぐ巣病の原因は
・カビ
・ファイトプラズマというばい菌
の2つです。
とにかくウバメガシにコブ状の病変があるようなら
てんぐ巣病の可能性があります。
てんぐ巣病の対策はコブ状の部分より幹の部分を切り取り
焼却処分することです。
ウバメガシを襲う病気2.うどんこ病
うどんこ病はウバメガシの葉っぱや枝の表面に
白い粉がかかったような状態になる病気を言います。
白い粉がうどん粉のように見えることから
うどんこ病と名付けられました。
ちなみに白い粉の正体はカビの仲間です。
ウバメガシにうどんこ病は発生した場合にはカリグリーンをおすすめします。
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ウバメガシを襲う病気3.マイマイガ
マイマイガは蛾の一種です。
ドクガ科に入っています。
ドクガ科です。
いかにもウバメガシを襲いそうですね。
マイマイガでも特にウバメガシに対しては悪さをするのは幼虫です。
マイマイガの幼虫が葉っぱを食べます。
マイマイガは4月頃に卵から孵化します。
そして集団レベルでウバメガシの葉っぱをムシャムシャと食べていくのです。
もしマイマイガの幼虫がウバメガシを襲っているとしたら
葉っぱや地面に糞がいっぱい落ちているので
すぐにわかります。
もしマイマイガがいるようなら
1匹1匹駆除していくしかありません。
ただマイマイガの幼虫が大量発生しているようなら
1匹1匹の駆除は現実的ではありません。
そんな場合には,工トフ工ンブロックス乳剤 (1000 倍〉という
駆除剤が有効です。
続いて同じブナ科のアベマキの木について解説します。
こちらも参考に! ⇒アベマキの木の特徴は?
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