前回の記事ではムスカリに毒はあるのか解説しました。
⇒ムスカリに毒はある?
ムスカリの花って青紫色をしていてちょっと有害そうな雰囲気を醸し出していますし
花の形も個人的にきれいとは思えません。
個人的にはヨメナやスパラキシスなどの花の方がきれいだと感じます。
⇒ヨメナの花の特徴と花言葉は?(画像・動画つき)
⇒スパラキシスの花言葉
ヨメナの画像はこちらです。
![ヨメナ](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2020/07/yomenanohana20200731oih.jpg)
スパラキシスの画像はこちらです。
![スパラキシス](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2021/04/suparakisisu20210406hdih.jpg)
とはいえ、「いや、ムスカリの花って青紫色をしていてきれいでしょ!」
って人もいるわけです。
そんなこともあってか、
日本と海外でムスカリの花言葉が違ってきているんです。
この記事ではムスカリの花言葉について解説していきたいと思います。
紫色の花を咲かせるムスカリの花言葉が日本と海外で違う
![ムスカリ](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2021/04/musukari20210415dgu.jpg)
冒頭でもお伝えしましたがムスカリの花言葉は
日本と海外で違います。
・寛大な愛
・明るい未来
・通じ合う心
です。
・絶望
・失望
・失意
・悲嘆
・憂鬱
となります。
日本版のムスカリの花言葉はポジティブで
気体に満ち溢れている印象を受けます。
これに対して海外におけるムスカリの花言葉は絶望とか失意とか
超ネガティブでお先真っ暗な印象ですね。
ちなみにムスカリには青色や紫色、青紫色以外にも白色とか黄色が存在しますが、
色による花言葉に違いはありません。
ただただ日本と海外でムスカリの花言葉が違うだけの話です。
続いてムスカリの花言葉ができた由来について解説していきますね。
青紫色の花を咲かせるムスカリの花言葉
![ムスカリ](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2021/04/musukari20210415fsdu.jpg)
まず海外版ムスカリの花言葉から。
海外におけるムスカリの花言葉はネガティブそのものでしたね。
・絶望
・失望
・失意
・悲嘆
・憂鬱
でした。
どうして海外ではムスカリの花言葉が上記のように
ネガティブワードばかりになったのでしょう?
これは海外では青紫色というのはネガティブなイメージが強いからです。
たとえば海外では気分が落ち込むと「ブルーだ」みたいなことをいったりしますし
「ブルーマンデー」みたいな用語があったりしますね。
ブルーマンデーとは週初めである月曜日に仕事が始まるからです。
「あぁ、明日から仕事か憂鬱だな」ってことです。
はい出ましたね。憂鬱というワードが。
これが海外におけるムスカリの花言葉の由来です。
他にも海外アでは青色や紫色というのは悲しみの色といわれたりして
とにかく青色、紫色、青紫色はネガティブなイメージを想像させるんですね。
そんなこともあって
・絶望
・失望
・失意
・悲嘆
・憂鬱
となりました。
![ムスカリ](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2021/04/musukari20210411hesi.jpg)
続いて
・寛大な愛
・明るい未来
・通じ合う心
の由来についてみていきましょう。
まず明るい未来から。
![ムスカリ](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2021/04/musukari202104187sdgi.jpg)
こちらのムスカリの花を撮影したのは2021年4月です。
つまり春です。
春になるとムスカリは花を咲かせます。
でも控え目ですよね。
同じ春に咲くスパラキシスはもっと堂々と
くっきりはっきりした花を咲かせます。
⇒スパラキシスの花言葉
![スパラキシス](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2021/04/suparakisisu20210331shihgg.jpg)
ムスカリは控え目に花を咲かせます。
しかも花の大きさはかなり小さいです。
でもムスカリは道端を支配するほどの勢いで増えます。
要するに生命力に満ち溢れているわけです。
小さくても勢いよく増えるムスカリの花を見ると
「もう駄目だ・・・」と絶望感で生きる気力をなくしている人に
勇気づけてくれます。
そんなことからムスカリの花言葉として『明るい未来』が誕生したといわれています。
次に『通じ合う心』ですが。
ムスカリって生命力が強くいろんなところで生えています。
なので、チューリップ畑にもムスカリの花が咲いていたりするんですね。
本当、いろんなところで咲いているので
この記事を読んだのが4月ころなら一度散歩がてらムスカリの花を探してみてください。
ともあれ、ムスカリはいろんな種類の花(チューリップなど)に寄り添うように咲いているのです。
まるで心が通じ合っているみたいに。
そんなことから『通じ合う心』という花言葉が誕生したといわれています。
最後に『寛大な愛』。
ムスカリの花って独特でまるでブドウの実のような花を咲かせます。
一瞬「なんだこれ!?」と花とさえ思わないことでしょう。
そんな独特な存在感をムスカリは示しているわけですね。
とはいえ、花自体は小さく控え目です。
![スパラキシスの花](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2021/04/suparakisisu20210331hish.jpg)
おかげでスパラキシスの横にムスカリを植えると
スパラキシスはひき立ちます。
「スパラキシス、きれいだな」って。
⇒スパラキシスの花言葉
ある意味、ムスカリって大人ですね。
自分は控え目にしておいて他の花をひき立たせてくれているわけですから。
こういうのは寛大というんです。
そんなことからムスカリの花言葉に『寛大な愛』が誕生したといわれています。
以上、ムスカリの花言葉についての解説を終わります。
ムスカリの花言葉は海外だとネガティブで日本だとポジティブです。
私はポジティブな日本の花言葉の方が気に入りました。
あなたはどっちが気に入りましたか?
ムスカリを育ててみたい方はこちら
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