ヤブムラサキの名前の由来には3つの説があります。
ヤブムラサキの名前の由来説1.言葉の変化から
まずヤブムラサキが属しているシソ科で
しかも見た目が似ているものにムラサキシキブがあります。
ムラサキシキブは夏になると紫色の花が咲き
秋になると紫色の実ができます。
すごく美しいです。
こちらの画像がムラサキシキブです。
こんな感じの美しい花や実を平安時代に生きた紫式部に例えたわけです。
ただ、瀬戸内寂聴さんは紫式部のことを「ブス」と言っていましたが・・・
ただ平安時代に実際に生きている紫式部を見た人が今はいないので
正解はわかりません。
とはいえ、ムラサキシキブという美しい紫色の花と実のできるものを
紫式部と同視したわけです。
そしてムラサキシキブと似ているけど
少し劣るヤブの中で育つものをヤブムラサキと分けたと言われています。
ヤブムラサキの名前の由来説2.実の名称から
ムラサキシキブは紫の実がなります。
しかもたくさん実ができます。
そんなことから紫茂実(むらさきしげみ)
あるいは紫敷く実(むらさきしくみ)と言われていたという説があります。
紫茂実や紫敷く実がいつの間にか
紫式部と連想させてムラサキシキブと呼ばれるようになり
中でもヤブの中でできるものをヤブムラサキと呼ばれるようになったということです。
ヤブムラサキの名前の由来説3.儲け根性
江戸時代の植木職人さんが少しでも売れるように
紫式部を連想させるようにムラサキシキブと読んだという説があります。
そしてやぶの中でできるものをヤブムラサキと呼ぶようになったわけです。
以上がヤブムラサキの名前の由来3つの説です。
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こちらも参考に!⇒ヤブムラサキとムラサキシキブの3つの違いとは?
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