今回の記事ではメランポジウムが枯れる原因と対策を3つご紹介します。
もし、メランポジウムの花言葉を知りたい方はこちらをご覧ください。
⇒メランポジウムの花言葉と由来
メランポジウムが枯れる原因と対策(1)
![メランポジウム](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2021/12/meranpojiumu20211212hdhg.jpg)
メランポジウムが枯れる原因その1は水不足です。
植物は光合成をすることでエネルギーを得ていることは
誰でも知っていると思います。
⇒光合成の仕組みを図を使いながらわかりやすく解説!中学高校生物の復習
⇒光合成の化学式で両辺の水を消したらいけない理由
光合成は太陽の光さえ当たっていればOKと思っているとしたら
それは違います。
水も光合成に必要です。
なので、水不足になると光合成がうまくできず
エネルギー不足になるため、メランポジウムが枯れてしまいます。
特にメランポジウムは高温多湿な場所が大好きです。
逆に乾燥した場所は大嫌いです。
夏でも冬でも土の表面が乾いたら
すぐに水を与えてください。
水不足は光合成ができないだけでなく
根っこも痛んでしまいます。
植物って葉っぱや花が痛んでも根っこさえしっかりしていれば
復活出来る可能性があります。
でも、根っこが痛んだら
その上の茎や葉っぱ、花は全滅してしまう可能性が高いです。
そんな大事な根っこにとって水で湿っている環境は必要な存在。
そう言った意味でも水不足はメランポジウムにとって重要です。
対策はとにかく土の表面が乾燥していたら
たっぷリ水を与えることです。
ただ、水の与えすぎも
根っこが腐る(根腐れと言います)原因になります。
なので、土の表面が思いっきり湿っているのに
必要以上に水を与えるのも厳禁です。
ご注意ください。
あと目安としては水不足の状態になってきたら
葉っぱがしなしなに萎れてしまいます。
葉っぱがフニャッと下を向く感じです。
そんな状態を発見したらすぐに水を与えるようにしましょう。
メランポジウムが枯れる原因と対策(2)
![メランポジウム](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2021/12/meranpojiumu20211212hdggj.jpg)
メランポジウムが枯れる原因の2つ目として、日光不足があります。
さっき解説した水不足で光合成の話をしました。
そもそも光合成は日光不足だとできる量が減ります。
当たり前の話ですね。
ですので、丸1日太陽の光が当たらない場所で
メランポジウムを育てている場合、
枯れてしまうのはある意味、当然のことですね。
メランポジウムにとって好ましい場所は
日当たりの良い場所です。
最悪でも、ある程度光が届く程度の日陰となります。
鉢植えであっても地植えであっても、
日当たりの良い場所でメランポジウムを育てるようにしましょう。
ただ、日当たりの良い場所というのは、特に真夏だと
水不足になりやすいです。
先ほども解説しましたが、地面が乾燥しているようなら
水やりを忘れないでください。
メランポジウムが枯れる原因と対策(3)
![メランポジウム](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2021/12/meranpojiumu20211209dhdgg.jpg)
メランポジウムが枯れる原因3つ目としては
そもそも開花時期によるものです。
メランポジウムの開花時期は5月から秋くらいまです。
そしてメランポジウムは一年草です。
一年草というのは誤解を恐れずにいうと
種を蒔いてから1年で枯れてしまう植物のことです。
なので、秋に花が咲き終わったら
枯れるのは当然のことでしょう。
ただ、花が咲き終わって種が落ちているようなら
来年もメランポジウムの芽生えが見えてきて
また春以降に花が咲くことでしょう。
メランポジウムが枯れる原因と対策(その他)
![メランポジウム](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2021/12/meranpojiumu20211212hdggj.jpg)
メランポジウムが枯れる原因としてハダニによる被害を挙げることができます。
ハダニはメランポジウムの葉っぱの裏に寄生する害虫です。
もしハダニがいると、葉っぱが白っぽくなってきます。
![ハダニ](http://rs-hamada.net/wp-content/uploads/2022/01/hadaninohigai20211223hdh.jpg)
そして葉っぱがかすり状になってきます。
かすり状というのは葉っぱの表面に斑点ができることです。
ハダニによってメランポジウムの葉っぱが白っぽい斑点ができてくるということです。
さらに被害が拡大すると
葉っぱが枯れてきます。
そうならないためにも、
もし葉っぱが白っぽくなってきたら
ハダニを疑いましょう。
その場合、ハダニは葉っぱの裏に寄生していることが多いです。
特にハダニの被害を受けやすいのは5月頃から10月くらいの間です。
確認次第、駆除しましょう。
簡単な方法として、ハダニは水に弱いです。
なので、ハダニがいる葉っぱの裏にビシャーッと水をかけてください。
後、逆に風通しの悪い湿気た場所をハダニは好むので
風通しの良い場所にメランポジウムを移動するのも有効な手段です。
後、ハダニ以外でも灰色カビ病というカビによってメランポジウムが枯れることがあります。
その場合、葉っぱが茶色から灰色の間に変色していることが多いです。
もし灰色かび病の被害を確認できたら
その部分を除去しましょう。
後はメランポジウムを風通しの良い場所に移動させましょう。
以上、メランポジウムが枯れる原因と対策についての解説を終わります。