前回の記事ではチャイブの花を食べる方法について解説しました。
⇒チャイブの花を食べるには?
チャイブはいろんな地域で栽培されている、
つまり、栽培しやすい植物です。
風通しがよくて日当たりが良ければ、
たいてい枯れることなく育つと思います。
なので、冬にたくさん雪が降るような地域でも
冬越しさせることはそんなに難しいことではありません。
ただ、見た目には(地上部は)冬の寒い時期は枯れてしまいます。
でも翌年の春になったらまた芽が出てきます。
なぜなら寒さで地上部は枯れたとしても
地中に存在する球根は生きているからです。
とはいえ、いくら栽培しやすいといっても完全な放置プレイだとさすがに
チャイブを冬越しさせれないかもしれません。
そこでこの記事ではチャイブを冬越しさせるポイントについて
わかりやすく解説していきたいと思います。
チャイブを冬越しさせるポイント
まず重要なポイントとして
チャイブは
・耐寒性は強い
・耐暑性は弱め
だということです。
つまり、チャイブは寒さには強いけど暑さには弱いってことです。
なのでチャイブを冬越しさせるのはそんなに難しいことではありません。
ただ、表面的には特に寒い地方だと冬は葉っぱなどが枯れてしまいます。
でも、休眠はせず球根などは生き残っていて
春になるとまた芽を伸ばしていきます。
そのため、チャイブを冬越しさせる注意点としては
凍ったり、霜に当たらないように気を付けることくらいだと思います。
さすがにチャイブが凍ったり、霜が当たると
根っこまでダメになってしまう可能性も否定できないからです。
そんな場合にはチェリーセージのところで解説したマルチングを活用してくださいね。
⇒チェリーセージを冬越しさせるコツ
チャイブ冬越し|環境
先ほど、冬越しさせるコツとして
凍結するような場合にはマルチングをしましょうと言いました。
あとは凍結や霜の被害からチャイブを守るために
腐葉土などで株元を守るというのでもよいでしょう。
鉢植えの場合だったら
日当たりの良い場所に移動させるのもよいでしょう。
チャイブ冬越し|水やり
くどいようですが、チャイブは冬の時期、
茎や葉は枯れますが、地中の根っこは枯れません。
休眠しません。
なので冬であっても鉢植えの場合には水やりはしましょう。
地植えだったら、あまりにひどい乾燥状態でもないなら
たまの水やりで十分でしょう。
目安は土がカラッカラに乾燥していたら水やりをするような感覚です。
チャイブ冬越し|肥料
チャイブの場合、冬は地上に出ている部分は枯れています。
グイグイ茎や葉が成長するわけではありません。
ですので、チャイブを冬越しさせるのに肥料は必要ありません。
ただ、3月になったら、肥料を与えた方が、その後の成長に有利に働くでしょう。
もし肥料を与えるのなら、春に1回、緩効性の化成肥料を小さじ1杯程度与えてください。