タチイヌノフグリとオオイヌノフグリの違いを初心者でもわかるように解説

先日明石駅付近を歩いていたところ
めっちゃくちゃちっちゃくて青い花を発見しました。
上の画像がそうでタチイヌノフグリといいます。

タチイヌノフグリと似た青い花を咲かせる植物にオオイヌノフグリがあります。

オオイヌノフグリとタチイヌノフグリって『ノフグリ』という文字は
まったく同じです。
またどちらも同じオオバコ科の植物です。
なのですごく似ているのも仕方がないことかもしれません。

そこでこの記事ではオオイヌノフグリとタチイヌノフグリの違いについて
解説したいと思います。

タチイヌノフグリとオオイヌノフグリの違い

タチイヌノフグリの特徴

上記画像は2023年5月に撮影したタチイヌノフグリの花の画像です。
つまり、花が咲く時期は5月ころということ。
具体的には4月から6月くらいの間、花を咲かせます。

また上記画像のタチイヌノフグリは道端に咲いていました。
雑草レベルの繁殖力だからこそです。
一生懸命水やりして、半日向にしてみたいな努力は不要だってことです。
水やりしなくても、肥料を与えなくても
タチイヌノフグリは勝手に育つくらい繁殖力が強いということですね。

タチイヌノフグリの花の色は濃い青色です。
上記画像は何回も撮影してやっと撮れた奇跡の1枚です。
どういうことか？

めちゃくちゃ花の大きさが小っちゃいんです。
何枚も写真がピンボケしてしまいました。

オオイヌノフグリならピンボケの心配なく簡単に花を撮影できます。
それくらいタチイヌノフグリの花って小っちゃいんです。
ここがタチイヌノフグリとオオイヌノフグリの大きな違いだといえるでしょう。

具体的にはタチイヌノフグリの花の大きさは
オオイヌノフグリより5ミリメートルくらい小さいのだそうです。

またタチイヌノフグリの花が咲く位置は
茎の先端です。
しかも葉っぱに埋もれるように花が咲くため
オオイヌノフグリより目立ちません。

花が小さいし葉で目立たないから
私もタチイヌノフグリを一度、見落として通り過ぎてしまいました。
でも、「あれ？なんか花らしきものが・・・」
って思って引き返してみてタチイヌノフグリを発見したというくらいです。

あとタチイヌノフグリの特徴として
茎がまっすぐ上の方に成長しますし、葉っぱが茎にピタッとつきます。
枝みたいな感じのものがないよってことです。

これに対してオオイヌノフグリは茎の成長が縦方向でなく横方向です。
これらの点からオオイヌノフグリとタチイヌノフグリを
簡単に見分けることができると思います。

別の言い方をするとオオイヌノフグリとタチイヌノフグリは
花の色は同じであっても花の大きさが違います。
また花が咲く位置が違います。

タチイヌノフグリのタチは立ち
です。

茎が直立して育ち一番上に花を咲かせるところから
名づけられたようです。

オオイヌノフグリの特徴

上の画像をご覧ください。
当ブログ管理人の私が撮影したオオイヌノフグリです。
⇒当ブログ管理人のプロフィール

タチイヌノフグリと違ってオオイヌノフグリの花には
青紫のスジがいっぱい入っているのがわかりますね。
これはタチイヌノフグリとオオイヌノフグリの大きな違いだと思います。

正直ここだけわかっていたら
少なくともオオイヌノフグリかどうかだけは判断可能だと思います。
また花の大きさも１ｃｍとタチイヌノフグリより大きいです。
肉眼で確認可能ですし、写真も撮りやすいです。

それからオオイヌノフグリの茎は這うような成長の仕方をします。
横方向に伸びるってことです。
タチイヌノフグリは縦方向に伸びるので明らかに違います。

それからオオイヌノフグリの葉っぱの辺縁はギザギザしているのが特徴です。

わかりづらいですがタチイヌノフグリの葉っぱはそんなことありませんね。

それからオオイヌノフグリの花期は2月から4月です。
冬から春にかけて花を咲かせます。
でもタチイヌノフグリの花期は4月から6月です。
春から夏にかけて花を咲かせます。
だからあなたが花を見ている時期が3月ならオオイヌノフグリの可能性が高いですし
5月ならタチイヌノフグリの可能性の方が高いでしょう。

オオイヌノフグリとタチイヌノフグリの違いとは？まとめ

でした。

続いてオオイヌノフグリについて興味のある方はこちらをご覧ください。