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学術

オストワルト法とは?わかりやすく解説

オストワルト法とは




前回は植物の成長にとって欠かせない、
肥料の原料となるアンモニアの製造方法の一種、
ハーバーボッシュ法についてかなり詳しく解説しました。

興味のある方はご覧ください。
ハーバーボッシュ法とは?わかりやすく解説

今回の記事ではオストワルト法とはどんな方法なのか
わかりやすく解説していきたいと思います。

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オストワルト法とは?

オストワルト法はオストワルトさんが開発した手法です。
1902年あるいは1908年のどちらかに発表されています。
100年以上前の話なので、正確ではありません。

そして1909年にノーベル化学賞を受賞しています。
ハーバーボッシュ法がノーベル化学賞を受賞したのは1918年です。
オストワルト法はハーバーボッシュ法よりも9年早くノーベル賞を受賞しています。

ところでオストワルト法は硝酸(HNO3)の工業的製法です。
つまり、オストワルト法は硝酸(HNO3)という酸を大量生産することを
可能にした方法
です。

硝酸(HNO3)って自宅にないですから
役に立たなさそうな雰囲気があるかもしれません。

でも硝酸(HNO3)をもとにして作られたものは身近にたくさんあります。

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オストワルト法とは?|活用例

硝酸(HNO3)は肥料原料に利用されます。
即効性 硝酸化成肥料 オール5 野菜専用肥料 15-15-15

当サイトは植物関連の記事を書いていますので、
硝酸(HNO3)が肥料に利用されるという情報は
知っておいて損はないと思います。

他にも硝酸(HNO3)は火薬の原料にもなります。
あと硝酸(HNO3)はお薬の原料にもなります。
たとえば狭心症のお薬があります。

硝酸が原料となるお薬にニトログリセリンがありますが、
血管を広げる作用があります。

心臓の表面には冠動脈という血管があって
心臓の細胞に酸素や栄養分を送り込んでいます。
狭心症は冠動脈が狭くなってしまう病気です。

硝酸が原料になっているニトログリセリンは
狭まった冠動脈を広げて血流量を増やすお薬です。

さらに皮膚に貼るタイプもあります。
皮膚に貼るだけで血管を広げてくれて血流量を回復させてくれたりします。
非常に便利な薬です。

ちなみに火薬と狭心症のお薬、ニトログリセリンは関係性があります。
火薬工場のスタッフが狭心症でした。

自宅では狭心症による発作が起こるのに
なぜか火薬工場では起こらなかったのです。

そこからニトログリセリンには血管を拡張させる作用があるのではないか?
ということで、研究され、狭心症のお薬として利用されるようになったそうですよ。

こんな感じで

硝酸(HNO3)は

・肥料原料
・火薬原料
・狭心症のお薬の原料

となります。

そんな硝酸(HNO3)の工業的製法がオストワルト法です。

このオストワルトさんは科学者としては非常に権威のある方です。
科学以外の分野でも活躍していました。

たとえば哲学とか設計とか、
他にもオストワルトさんは化学で登場するmol(モル)を最初に書いた人でもあります。

今回の記事ではオストワルト法とは何か?概略を解説しました。
次の記事では化学反応式を使ってオストワルト法を説明していきたいと思います。
オストワルト法について化学反応式を使ってわかりやすく解説