イヌマキはマキ科マキ属の常緑高木で
単純に『マキ』とか『クサマキ』とも呼ばれます。
太陽の光があまり当たらない場所でも
イヌマキなら育ちます。
PM2.5が飛んでいたり
幹線道路沿いの排気ガスがたくさん排出されているような
空気の汚い場所でも育ちます。
他にもイヌマキは芽が出るパワーが強いので
土が固いような場所でも植えることが可能です。
こんな感じでイヌマキは
他の植物なら育たないようなきつい環境下でも
育てることができます。
とはいえ、きつい環境でも育つわけですから
定期的にメンテナンスをしないと
枝が縦横無尽に育ってしまいみっともない感じになってしまいます。
また、定期的なメンテナンスがないと
枝葉が密集してしまい、アブラムシなどが
大量発生してしまうこともあるので注意が必要です。
悪環境でも育ちやすい反面、育ちすぎることで
弊害が生じることもあるわけですね。
ではここからが本題です。
この記事ではイヌマキの剪定時期について解説します。
イヌマキの剪定時期:生垣樹の場合
生け垣というのはイヌマキなどの植物を並べてできた垣根のことです。
生け垣をつくることで、外から家の庭や部屋を見られないようにできます。
若い女性がいる家庭にイヌマキでできた生け垣がおすすめです。
ではイヌマキで生け垣を作った場合、剪定時期はいつになるのでしょう?
結論としては3月の下旬ころと8月下旬ころの年2回がおすすめです。
イヌマキの剪定時期:枝ものの場合
続いて枝ものだと1年に1回剪定をするパターンと
年2回剪定をするパターンの2パターンがあります。
1年に1回なら
7月上旬あたりに剪定をするようにしましょう。
春や冬に剪定をしてもよいのですが、
徒長枝の関係で樹形が変になってしまうこともあるんです。
そういった意味でも1年に1回の剪定なら7月上旬当たりがおすすめです。
年2回イヌマキの剪定ができるなら
3月下旬と8月下旬の2回が時期として適切です。
イヌマキの剪定方法
イヌマキを剪定する場合、
刈り込みバサミを使って丸く刈ることもあります。
⇒岡恒 刈込鋏 60型ショートハンドル No.217 (刈込ばさみ 刈り込みバサミ)
ただ、イヌマキの葉を刈り込みバサミやで剪定すると
見た目が変になったりします。
そこでちょっと大変かもしれませんが
植木鋏を使って枝を間引くのがよいでしょう。
⇒植木鋏 杉山特製 はさみ
以上で解説を終わります。