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学術

組織系とは?なぜ植物にあって動物にないの?

百日草




同じような形や形を持った細胞が集まって組織ができます。
植物ではいくつかの組織が集まって組織系ができます。

つまり組織系とはいくつかの組織が集まったもののことです。

でも動物には組織系はありません。

これはどうしてでしょう?
この記事では
どうして植物に組織系があるけど、動物にはないのか?
わかりやすく解説していきたいと思います。

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なぜ植物に組織系はあるけど動物にはないの?

アネモネ

動物の場合には組織系はありません。

動物の場合は

細胞⇒組織⇒器官⇒器官系⇒体

となります。

植物の場合は

細胞⇒組織⇒組織系⇒器官⇒体

となります。

だから、組織系は動物にはないシステムです。
逆に器官系は植物にはありません。

「器官系?」と疑問に思った方もいるかもしれませんね。

たとえばあなたがお腹が痛くて病院に行ったとしましょう。
病院に行って受付であなたの症状を言ったら
「消化器系の外来をご案内します」と言われるでしょう。

このときの消化器系というのが器官系の具体例です。

あるいは「心臓の調子が悪いんですけど・・・」と言ったら
「では循環器系をご案内します」と言われるでしょう。
このときの循環器系は器官系の一種です。

こんな感じで病院に行ったときに『~器系』とまとまっていますね。
これが器官系です。

で、植物は器官が3つしかありません。

植物の器官は

・葉
・茎
・根

の3つです。

あと、花と種は特殊な時にできるものですから含めません。

つまり、葉、茎、根という3つの器官をまとめて器官系というと
これだけで終わってしまいますね。

植物の場合、器官の種類が少なすぎるので器官系とまとめないわけですね。
その代わり植物は組織の種類が多いので、組織の種類をある程度まとめて組織系とします。

これに対して動物の場合は組織の種類は4個しかありません。

動物の組織は

・上皮組織
・結合組織
・筋肉組織
・神経組織

の4つです。

動物の場合は組織が4つしかないので
この4つで組織系を作っても仕方がありません。
だから動物には組織系はありません。

その代わり動物は器官はすごいです。

たとえば動物の器官として

・目
・鼻
・口
・筋肉
・胃
・膵臓
・脾臓
・骨
などなど

たくさんあります。

これらを集めて1つのグループ(器官系)としたわけです。

これに対して植物の場合は組織がいっぱいあるから組織系としています。

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組織系にはどんなものがあるの?

組織系はお互いに関係があるいくつかの組織をまとめたもののことです。

組織系は大きく分けると

・表皮系(植物の表面)
・維管束系
・基本組織系

の3つがあります。

表皮系は読んで字のごとく、一番外側、植物の表面です。
わかりにくいのは維管束系と基本組織系でしょう。

維管束系は維管束の維は繊維の維で、
維管束の管は『くだ』のことです。

維管束の束は『たば』のことです。
要するに繊維と『くだ』が『たば』になっているわけです。

維管束系には

・木部(もくぶ)
・師部(しぶ)

の2つからできています。

木部は導管または仮導管からできています。
導管あるいは仮道管の役割は水分の通路です。

師部は師管からできています。
師管の役割は植物が体の中で作った同化産物の通路です。

さらに木部は導管や仮道管のほかに木部柔組織や木部繊維でできています。
師部も師管のほかに師部繊維でできています。

あと、残りの基本組織系は表皮と維管束を除いた残りです。

以上で組織系についての解説を終わります。