「オシロイバナ」と検索すると
「オシロイバナ ツツジ 違い」みたいな検索をされている方が多いです。
なので、この記事ではツツジの中でもレンゲツツジとオシロイバナの違いを
画像を使いながらわかりやすく解説していきたいと思います。
オシロイバナとツツジ花言葉の違い
・節制
・堅実
・情熱
・向上心
です。
これに対して
・臆病
・内気
・恋を疑う
です。
レンゲツツジの花言葉はすごくポジティブですけど、
オシロイバナの花言葉はネガティブという違いがあります。
オシロイバナとツツジ毒の違い
・葉にアンドロメドトキシン
・花と蜜にロドジャポニン
・根にスパラソール
という毒が含まれています。
⇒レンゲツツジに含まれる毒成分について解説
そのため、牧場では牛がレンゲツツジを食べないので
レンゲツツジだけ残ってしまうという現象が起こることもあるのだとか。
これに対してオシロイバナにも毒があって
『トリゴネリン』という毒が含まれています。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
⇒オシロイバナに潜む危険性をわかりやすく解説
毒という点ではオシロイバナもレンゲツツジも互角の戦いですね。
オシロイバナとツツジ花の違い
オシロイバナの花の大きさ(花径)は約3㎝で、ピンク色の花を咲かせます。
花が咲く季節は夏から秋にかけてです。
花が咲く時間は夕方4時ころから次の日の朝10時ころまでです。
そんなこともあってオシロイバナは英語で『four-o’clock』
と呼んだりするそうです。
これに対してレンゲツツジは4月から6月ころに咲き、朱色の花を咲かせます。
なので、レンゲツツジの花が枯れたあたりからオシロイバナの花が咲き始めます。
花の大きさは5㎝から6㎝程度です。
なのでオシロイバナよりも大きな花を咲かせます。
ちなみにニワギキョウの花の大きさは2㎝~5㎝程度なので、
オシロイバナやレンゲツツジと同じくらいの大きさの花を咲かせるということですね。
⇒ニワギキョウの特徴を画像を使ってわかりやすく解説
オシロイバナとツツジ葉の違い
オシロイバナの葉っぱの付き方は対生です。
対生というのは茎の同じ位置から両側に向かって葉が出ているものを指します。
茎を中心にして考えた場合に
葉っぱが左右に向かい合って生えているものをいいます。
対生の葉の付き方している植物は他にアゲラタムなどがあります。
⇒アゲラタムの葉の特徴を画像付きでわかりやすく解説
それからオシロイバナの葉は単葉です。
単葉というのは葉っぱの主な部分である葉身が分かれていないものを指します。
わかりやすくいうと葉っぱが1枚1枚はっきりしているってことです。
「あれ、これは2枚?」みたいな誤解が生じないものが単葉です。
ちなみにアゲラタムの葉も単葉です。
単葉と反対の言葉に複葉があります。
複葉の葉はアケビが該当します。
⇒アケビの花の花言葉と由来
それからオシロイバナの葉っぱは全縁です。
全縁というのは葉の辺縁にギザギザがないものをいいます。
葉っぱの周辺がツルツルということです。
ベニバナセンブリの葉も全縁です。
⇒ベニバナセンブリの特徴を画像付きでわかりやすく解説
それからレンゲツツジの葉の付き方は互生です。
互生というのは葉っぱの付き方が互い違いのものをいいます。
詳しくはこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒互生とは?【葉の付き方分類】
たとえばシキミの葉も互生です。
⇒シキミの葉の特徴
⇒シキミの実の特徴
レンゲツツジの葉は互生ですが、
オシロイバナは対生なので葉の付き方も違いますね。
以上でレンゲツツジとオシロイバナの違いについての解説を終わります。