前回の記事ではアカンサスの花の特徴について解説しました。
⇒アカンサスの花の特徴(画像付き)
上記画像はため池周辺の野原で撮影したアカンサスの花です。
この野原では撮影する数日前におじさんたちが草刈りをしています。
だから野原が丸刈り状態なのですが、
花の形や色、独特の雰囲気からアカンサスの花が残されたのでしょうね。
そんな圧倒的な存在感のあるアカンサスには
どんな花言葉があるのでしょう?
もしアカンサスの花をプレゼントしてもらったら
相手はどんな気持ちになるのでしょう?
アカンサスの花言葉を知っておいて損はないと思うので
ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。
アカンサスの花言葉と由来
・美術
・建築
・技巧
・離れない結び目
です。
では花言葉の由来について説明しますね。
アカンサスの花言葉『美術』『技巧』『建築』の由来から。
まっすぐ茎が伸びることと、
唇(上唇は退化していて下唇が発達)の形をした花
笠の形をしている紫色の萼のハーモニーがアカンサスらしさを表しています。
萼とか唇とかその辺の話はこちらの記事で詳しくしていますのでご覧ください。
⇒アカンサスの花の特徴(画像付き)
ただ、これは前振りでアカンサスの花言葉は花言葉なのに葉っぱが関係しているのです。
アカンサスの花言葉『美術』『技巧』『建築』の由来は
古代ギリシャの建築方式でアカンサスの葉を装飾化して
彫刻されたことが由来なんだそうです。
だから美術とか技巧とか建築といった花言葉が
アカンサスにはあるわけですね。
アカンサスの葉っぱは深い切込みが入っていて
植物好きだとすぐにわかるような特徴的な形をしているのです。
そんなこともあって古代ギリシャの建築に利用されたようですね。
それからもう1つの花言葉『離れない結び目』ですが、
こちらもアカンサスの葉っぱが関係しています。
アカンサスの大きな葉っぱは重なり合うように存在しています。
重なり合うように存在するアカンサスの葉っぱをとらえて
『離れない結び目』という花言葉ができたといわれています。
ということで、
・美術
・建築
・技巧
・離れない結び目
です。
なんかアカンサスの花をもらってもうれしくないですね。
そもそも由来が葉っぱから来ていますし、
美術とか建築とか離れない結び目という花言葉を知っても
もらった側はうれしいか?というとそんなことはないでしょう。
だったらヒメヒオウギズイセンの花言葉『すてきな思い出』の方が
もらった相手はうれしいと感じるはずです。
⇒ヒメヒオウギズイセンの花言葉と由来
アカンサスの名前の由来
それからアカンサスという名前の由来ですが。
アカンサスはギリシャ語の『アカンソ』が由来です。
ギリシャ語で『アカンソ』は『トゲ』の意味があります。
ここからアカンサスという名前が誕生しました。
実際、アカンサスにはトゲがありますからね。
⇒アカンサスの花の特徴(画像付き)
私は上記画像を撮影した時
近づきすぎてトゲに当たって「痛い!」って叫んでしまいました(苦笑)。
体感としてはノイバラのトゲより痛かったです(トゲに刺さりすぎ!?)。
⇒ノイバラの花の特徴
ちなみにアカンサスは英名だと『Bear’s breeches(熊のズボン)』らしいです。
アカンサスの葉っぱの形が由来なのだそうです。
以上、参考にしていただけますとうれしいです。