いつも寄っているスーパー周辺の道路を歩いていると
ミチバタナデシコの花を発見しました。
めちゃくちゃ小さい花ですが
ピンク色でかわいらしい花だったので思わず撮影してしまいました。
ミチバタナデシコ=道端ナデシコですから、
やはり道端に咲いていたりします。
今回の記事ではミチバタナデシコの画像をお見せしつつ、
ミチバタナデシコの特徴について解説してみたいと思います。
ミチバタナデシコの名前の由来
ミチバタナデシコの由来ですが、
道端ナデシコからきています。
つまり、道路沿いの道端に咲いているから
ミチバタナデシコという名前になったそうです。
ただ、ミチバタナデシコは昔は
コモチナデシコとイヌコモチナデシコの2つの名前で分離されていました。
ですが、最近になってイヌコモチナデシコはミチバタナデシコという名前になっています。
ミチバタナデシコの花の特徴
ミチバタナデシコはヨーロッパ原産の二年草です。
二年草とは種をまいてもすぐには花が咲かず
1年以上たってから花が咲き、
種をまいてから2年以内に枯れる植物のことです。
それからミチバタナデシコの花はピンクで小さいです。
花径は約1㎝で、5弁花です。
花径とは 自然開花状態での花の長さのことで
5弁花とは花びらが5つに分かれている花のことです。
ちなみに前回解説したツルニチニチソウの花径は5㎝前後で5弁花です。
⇒ツルニチニチソウを植えてはいけない理由
ツルニチニチソウとミチバタナデシコは同様に花びらが5つに分かれていますが
まったく大きさも色も違いますね。
植物って面白いです。
それからミチバタナデシコは4~6月に花が咲きます。
ちなみにミチバタナデシコの花を撮影したのは2021年4月2日です。
なので咲き始めを画像に納めた感じになります。
そして花は長い茎の頂に咲きます。
花が咲いた後、種ができ、風の影響で遠くに飛びながら
どんどん勢力を拡大していきます。
なのでミチバタナデシコを発見したら
そこから数歩先にもミチバタナデシコの花が咲いていることが多い印象です。
ミチバタナデシコの葉の特徴
それからミチバタナデシコの葉の特徴ですが、
葉の付き方は対生です。
対生についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒互生と対生の違い
他に対生の植物の例としてベルガモットなどをあげることができます。
⇒ベルガモットの葉っぱの特徴と使い方
記事冒頭でも解説しましたが、ミチバタナデシコは以前までイヌコモチナデシコと言われていました。
しかも50年間もの長きにわたってです。
でも現在ではミチバタナデシコに統一されています。