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ニシキギ科

ツルウメモドキの実の特徴を画像を使って解説




ツルウメモドキは、北海道から沖縄まで日本全土に自生している
ニシギキ科ツルウメモドキ属の落葉樹です。
山野や森林になどに自生し、道路わきの植え込みなどにも使われています。

また、庭木としても人気で、
実が美しく、ツルがしなやかで加工しやすいためリースや生け花にも
よく使われます。

ツルウメモドキは、ツル性で赤い果実が群がってたくさんついている様子が
ウメモドキに似ていことからこの名前が付いたと言われています。

ただしウメモドキが、ウメ(梅)に似ているからウメモドキという名前になっているので
そのウメモドキに似ているということは、ウメの実に似ているということなんでしょうね。

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ツルウメモドキの実の画像と特徴

秋になると赤い小さな実をいっぱいつけるツルウメモドキ。
実をつけたツルは、花材として人気で束ねるだけでも素敵なリースになります。

ツルウメモドキは、山や道路沿いなどでもよくみられるツル性の落葉樹です。

樹高は、3〜5mになり他の樹木や家の柵などに巻きついて成長します。

そして、5〜6月頃に黄緑色の小さな花を咲かせます。

ツルウメモドキの実

ツルウメモドキの果実は、
はじめは緑色ですが、次第に黄色っぽくなり
完熟すると皮が3つに裂けてはじけます。

そして、中から赤い実が現れます。

果実の直径は7〜8mmほどの球形です。

果実は、熟して乾燥して皮が裂けて種子を放出する裂開果の形式の一つであるさく果です。
果皮が乾燥して、上に向かって避け中から赤い仮種皮に包まれた種子が現れます。

皮が裂けて赤い実が現れるのはニシキギ科の樹木の特徴です。

ツルウメモドキの実

餌となる虫や果実が少ない冬の時期に実がなるツルウメモドキは、
ツグミなどの野鳥や、テン、ニホンザルなどの野生動物の貴重な食料源となっています。

しなりやすいツル、黄色の皮の上に乗った小さな赤い実のなるツルウメモドキは、
生け花やリースとしてもよく使われます。

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ツルウメモドキの実は食用に利用できる?

ツルウメモドキの実

野鳥や野生動物が食べるツルウメモドキの実は
人間でも食べられるのでしょうか?

果実には、毒のあるものもありますが、
ツルウメモドキの実は食べられるそうです。

果実は、10月頃からなり始めますが、
その頃は味も無く無味で美味しくありません。

12月過ぎの雪が積もる頃になるまで
地上に落ちずに完熟して残っている果実は、
甘味がありみずみずしくて美味しいと言われています。