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トウダイグサ科

アカメガシワが厄介者扱いされる3つの理由

アカメガシワ




『アカメガシワ 駆除』というキーワードで検索している方が多いようです。
そこで以前、アカメガシワを駆除する方法について記事を書いたことがあります。
アカメガシワの駆除3つの方法

どうしてアカメガシワを駆除する必要があるか?
それはものすごい勢いで増えるからです。
だからアカメガシワって厄介な植物なのです。

この記事ではさらに詳しくアカメガシワが厄介者扱いされる理由を3つ挙げて解説していきます。

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アカメガシワが厄介な理由(1)種は何十年でも休眠して生き残れる

アカメガシワ

どうしてどんどんアカメガシワって増えるのでしょう?
1つ目の理由は種の生命力の強さを挙げさせていただきます。
植物って一般的に種ができますよね。
できた種が発芽して子孫が増えていくわけです。

アカメガシワにも種ができます。

アカメガシワの種はムクドリとかカラスなどの鳥に食べられます。
そして遠くに運ばれていきます。
最終的に鳥がウンチするときに一緒にアカメガシワの種も出ます。

この種がしぶといです。
もし育つことができないような太陽の光が当たらないような悪環境であるなら
何十年も休眠し続けます

そして周りが伐採されたり火事があったりして
太陽の光が当たり、自分が大きくなれるスペースができたなら
他の植物より早く発芽してどんどん成長し、子孫を増やしていきます。
こんな感じで種は悪環境なら何十年間も休眠して発芽できるまで待つというのが
アカメガシワが厄介な一つ目の理由になります。

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アカメガシワが厄介な理由(2)葉っぱが独特な進化を遂げている

アカメガシワ

上記画像をご覧ください。
アカメガシワの特に若い葉っぱ(てっぺんの葉っぱ)は赤色をしています。
どうして赤色をしているのでしょう?他の葉っぱは緑色なのに・・・。
これは若い葉っぱにはアントシアニンという色素が含まれているからです。
てっぺんの赤い葉っぱに含まれるアントシアニンには
太陽の紫外線から身を守るという役割があるといわれています。

さらにアカメガシワの葉っぱには花外蜜腺という分泌腺が存在します。
花外蜜腺は甘い液を出します。
甘い液にはアリなどが寄ってきますよね。
アリは蛾の幼虫など、アカメガシワの葉っぱを食べる害虫をやっつけてくれます。
結果、アカメガシワは害虫から身を守ることができるわけですね。

こうやってアカメガシワは害虫から身を守り
枯れずに子孫を残すことができるようになっているわけです。

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アカメガシワが厄介な理由(3)根萌芽(こんぼうが)

アカメガシワ

3つ目の理由も厄介です。
アカメガシワには根萌芽(こんぼうが)というものがあります。

根萌芽(こんぼうが)は読んで字のごとくです。
根萌芽の根は根っこですね。
萌は芽を出すことで芽は芽ですよね。

なので根萌芽(こんぼうが)とは根っこから芽を出すことです。

アカメガシワ
上記画像をご覧ください。
アカメガシワの群れです。

アカメガシワ

でも元は上記画像のように1本の株だけだったかもしれません。
どういうことかというと
1本のアカメガシワであっても根萌芽といわれる方法で
根っこが横に伸びていき、そこから新しい芽が出て幹ができていくわけです。
そうやってどんどんアカメガシワが増えていきます。

アカメガシワの葉っぱでも赤い部分は
先ほど解説したようにアントシアニンがあります。
アントシアニンによって紫外線から
自分の身を守っています。

でも幹の部分はタンニンという害虫の被害を守るための物質は少ないです。
だから幹の部分が害虫に食べられ、枯れてしまう可能性があります。
でも、根萌芽という増え方によって横にどんどんアカメガシワは増えていきます。
結果的にどんどんアカメガシワは増えていくわけですね。

なので仮にアカメガシワを前回解説した方法で
駆除したとしても、仮に根っこが残っていたら
そこからどんどん増えていくので根絶が難しいです。
だからアカメガシワはやっかいなのです。

ただ、前回解説した駆除方法を徹底的に実践すれば
アカメガシワの根絶は不可能ではありません。
なので厄介なアカメガシワに困っている方は
一度、チャレンジしてみてください。
アカメガシワの駆除3つの方法

以上で解説を終わります。