前回の記事では同化とは何か、
図を使いながら解説しました。
⇒生物における同化とは?わかりやすく解説
ところで同化には2種類あって
区別が必要です。
今回の記事では2種類の同化について解説していきたいと思います。
2種類の同化
同化を2種類に分類すると
・炭酸同化(炭素同化とも)
・窒素同化
となります。
炭素同化は前回の記事で解説しましたが、
二酸化炭素をつなげて$C_6H_{12}O_6 $(糖)を作るような同化のことです。
⇒生物における同化とは?わかりやすく解説
窒素同化は窒素を持った無機物、たとえば、$NH_3 $(アンモニア)をつなげて
アミノ酸(有機物)を作るような同化のことです。
ちなみにアミノ酸をつなげるとタンパク質になります。
アミノ酸は体を作る物質ですから、
体そのものの原料を作るのが窒素同化ということになります。
こんな感じで同化には炭素同化と窒素同化の2種類あるということです。
以上で同化の種類についての解説を終わります。