※アフィリエイト広告を利用しています

学術

生命とは?簡単に解説

生命とは




今回の記事では生命とは何か?簡単に解説したいと思います。

スポンサードリンク




生命とは?

拡散

このブログでは植物について詳しく解説しています。
植物にだって生命があるはずですね。

ところで植物は細胞からできていて
細胞は生命の単位だといわれています。

どうして細胞は生命の単位だと言われているのでしょう?
つまり、植物の細胞の事を理解するためには生命とは何か?
簡単にでもよいので理解しておかないといけないと思います。

そういった意味でも今回の記事のテーマである
生命とは何か?ということを知ることは意味のあることだと思います。

もちろん、細胞形態を持つことは必要です。
他にも生命といえるためには少なくとも2つの条件を満たす必要があります。

ボール

たとえばボールって生物ですか?
生物ではありませんね。

ではボールは生物でないとすると、死んでますか?
ボールに対して死ぬという言葉を使えません
死ぬという言葉は、以前生きていたから使える用語です。

ということは
ボールにはなくて私たちにはあるものが生物、生命の条件です。

ということで

生命の2つの条件は

・自己複製の仕組み
・代謝の仕組み

です。

これらは完全な生物用語なので、
ちょっとわかりにくいかもしれません。

そこで具体的に説明していきます。

まず、生命といえるための2つの条件のうちの1つ、
自己複製ですが。

自己複製は分裂、DNAの複製、生殖のことです。
要するに、自分の細胞が分裂したり、DNAが複製されたり、
子孫を増やしたりすることができるものは生命があるということです。

もちろん、不妊症の方もいますので、
生殖ができないから生命はないとはいえません。
ここはお間違いのないようにお願いします。

ただ少なくとも細胞が分裂したりDNAが複製されるというのは
生命といえるための条件だといえます。

この点をとってもボールは生命ではないといえますね。
ボールには細胞はありませんし、ボールが増えるのは
ボールを作る工場で、材料を使って作っているからです。
ボールそのものがボールを増やしていませんよね。

要するに自己複製とは『生命の連続』を意味します。
子孫を増やすことも生命が連続しているといえますし、
自分の細胞レベルでも、そうです。

たとえば皮膚の細胞だって1カ月程度で古い細胞が落ちて、
新しい細胞に入れ替わってますよ。

獣医師免許証

ちなみに私は獣医師として日々、ペットの診療をしているので、
皮膚病のワンちゃんや猫ちゃんを見ていると、
生命ということを痛感します。

それから2つ目の条件、代謝ですが。

代謝は

・植物なら光合成
・呼吸
・物質の合成や分解

などのことです。

たとえば、植物も動物も酸素を吸って二酸化炭素を出していますね。
もちろん植物だって呼吸しますからね。
この辺はこちらの記事で詳しく解説しています。
光補償点とは?わかりやすく解説
植物の代謝についてわかりやすく解説

あと物質の合成分解というのは、私たちは肉を食べて
肉がそのまま私たちの筋肉になったりしているわけではありません。
一度、アミノ酸に分解されたりして
私たちにとって必要なものに合成されて活用しているのです。

この代謝だってボールにはできないことですね。
ボールが周りにある土を分解して
ボールの機能を増強させるなんて話を聞いたことがありません。

ということで、代謝というのは『生命維持』を意味します。

つまり、

生命といえるための2つの条件

(1)自己複製⇒生命の連続(細胞では核が機能)
(2)代謝⇒生命維持(細胞では細胞質が機能)

ということです。

生命の条件が自己複製と代謝の2つで、
細胞にはこの2つのシステムが備わっていて、
それが核と細胞質ということですね。

細胞の中に核や細胞質がありますからね。

ということから、細胞は生命の条件を満たす最小単位だといわれています。

以上で生命とは何か?についての解説を終わります。