ツユクサ科

ムラサキゴテンの毒性について英語文献を翻訳しながらわかりやすく解説

ムラサキゴテン




普通葉っぱといったら緑色というのが定番だと思いますが、
紫色の葉っぱをした植物を見つけました。

ムラサキゴテンです。

結構、ムラサキゴテンは独特な雰囲気を醸し出しているので
ある方は「ちょっと気持ち悪いから、触るのやめとこう」
となるでしょう。

でも、もしかしたら「触ってみようなかな」
となるかもしれません。

そんなときに問題になるのが『ムラサキゴテンに毒性はあるのか?』です。

アネモネ

たとえばアネモネには毒性があります。
もし不用意に触ってしまい、アネモネの汁が体につくのは危険です。
アネモネの花の特徴(画像付きで解説)

ユリの花

他にもユリの花は犬や猫にとって強い毒性を示します。
たとえば、ユリの花が入った花瓶の水を犬や猫が舐めるだけでも
命に関わるほどの毒性を示すことがあります。
ユリの花を猫が食べる危険性を獣医師が解説

獣医師免許証

ちなみに私は獣医師として日々、犬や猫の診療に携わっていますが、
毒性の強い植物を食べたばかりに命を落とすペットをたくさん見てきました。

そんなこともあって、植物が人間に及ぼす影響や犬猫に及ぼす影響などを
日々、学んでいます。

そこで今回の記事ではムラサキゴテンの毒性を調べてみました。
ただ、日本語で詳しい資料を見つけることができませんでした。

なので、海外の文献を調べてみましたので
ご紹介したいと思います。

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ムラサキゴテンの毒性

ムラサキゴテン

まず先に結論としてムラサキツユクサは犬や猫などが皮膚アレルギーを起こす原因になることがあります。
そういった意味ではムラサキツユクサはアレルギーを起こすような毒性を持っているといえるでしょう。

もう少し詳しく説明させていただきますと、
ムラサキゴテンはツユクサ科ムラサキツユクサ属の植物です。

で、犬猫の皮膚アレルギーの原因になるのはムラサキツユクサ属の植物の一部です。

具体的には

・ムラサキゴテン
・ムラサキオモト
・ノハカタカラクサ

などが犬猫の皮膚アレルギーの原因になるといわれています。

では次に海外の情報を調べてみましたのでご覧ください。

以下Tradescantia pallida — Peas&Bees Coより引用
引用元URL:https://www.peasandbeesco.com/plantcare/tradescantiapallida

Toxicity: Mildly toxic to cats, dogs and humans.

上記英文を日本語に翻訳すると
猫、犬、人間に対して軽度の毒性がある』ということです。
上記サイトでは人間にも軽度の毒性があると記載されていますが、
具体的にどんな毒性があるかまでは書かれていませんでした。

次の海外情報をご紹介します。
以下Purple Heart Plant: Tradescantia pallida Purple Queen Plant Mystery!より引用
引用元URL:https://gardeningzeal.com/purple-heart-plant/

What do you say Is Purple Heart Plant Poisonous?

No, purple plant is not deadly poisonous but may cause complications if ingested, especially sap. That is why wash your hands when you come in contact with the sap.

Its foliage may also cause skin irritation, so keep it away from the pets to that they may not get any problem.

Is Purple Queen Plant Toxic to Dogs?
Purple queen may cause some allergic problems that may pertain for several months. So, it is not fatal for dogs or pets, but you have to be careful.

Is Purple Heart Plant Toxic to Cats or Not?

Contact allergy is the same in cats as in the dogs. Cats get allergy when they come in contact with purple heart plant. So, grow it at a place or in the pots that are inaccessible for pets.
以上、引用終了

上記英文を日本語に翻訳すると、

ムラサキゴテンは有毒なのか?
そんなことはありません。
致命的な毒性はありません。
ですが、摂取すると合併症を引き起こす可能性があります。
特に樹液が危険です。ですからムラサキゴテンの樹液に触れた場合には手洗いを徹底してください。

それからムラサキゴテンの葉は皮膚に刺激を与える可能性があります。
だから、ペットからムラサキゴテンを遠ざけ
触れる機会がないようにしてください。

ムラサキゴテンは犬に有毒?

ムラサキゴテンはいくつかのアレルギーの問題を引き起こす可能性があります。
つまり、ムラサキゴテンは犬やペットにとって
致命的なほどの毒性はありませんが、注意する必要はあります。

ムラサキゴテンは猫に有毒?
ムラサキゴテンに触れることでアレルギーを起こす可能性は
犬にも猫にもあります。

ですから、ムラサキゴテンを育てる場合には
ペットが近づきにくい場所であったり、
鉢で育てるようにしてください。

ということです。

それから
以下Epic Gardeningより引用
引用元URL:https://www.epicgardening.com/

Finally, remember that pets and wandering jew don’t mix. While the most common problem is irritated skin, the sap is mildly poisonous as well. Keep it out of the reach of your four-legged family members if you can!
以上、引用終了

上記英文を日本語に訳すと、
『最後に、よくあるのは皮膚の炎症です。
樹液にも毒性があります。
できれば、手の届かないところに保管してください』とのことです。

上記英文も基本的にペットの危険性が書かれています。

最後にまとめると、
唯一一つの英文だけ、人間の毒性が書かれていましたが
具体的にどんな毒性があるか不明です。

ただ毒性があったとしても軽度のものとのことです。
致死的な毒性はムラサキゴテンにはなさそうです。

でも、犬や猫の場合だと皮膚アレルギーを起こす可能性を示唆していますので
ペットを飼っている飼い主さんがムラサキゴテンを育てるなら
最大限注意してください。

もし育てるならペットが絶対に触れない場所に
ムラサキゴテンを置くようにお願いします。
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