卵を買いにスーパーーに行った時に、
シラーペルビアナが青色のキレイな花を咲かせていました。
日時は2021年5月3日です。
「そうか、シラーペルビアナの花が咲く時期って5月頃なんだ」
とちょっとワクワクしながらキレイな花を撮影しました。
ところでシラーペルビアナはユリ科の植物です。
同じユリ科の植物にスイセンがあります。
⇒スイセンの花に含まれる毒
こちらのスイセンの花は3月頃に撮影したものです。
同じユリ科の植物とはいえ、花の形はスイセンとシラーペルビアナと似ていません。
でも、葉っぱの形はちょっと似ているかなって気がします。
ところでスイセンには毒があります。
⇒スイセンの花に含まれる毒
では同じユリ科の植物であるシラーペルビアナにも
毒はあるのでしょうか？
シラーペルビアナには毒はある？
そもそもシラーペルビアナのシラーは
ギリシャ語で毒という意味です。
「ということは毒があるのかな？」
と日本語の文献を漁りましたが、シラーペルビアナに
毒があると書いてあっても、具体的にどんな毒があるか、
記載されているものを見つけられませんでした。
そこで海外のサイトを探しました。
すると、以下のサイトを発見しました。
以下San Marcos GROWERSより引用
引用元URL：https://www.smgrowers.com/products/plants/plantdisplay.asp?plant_id=1705
Scilla peruviana is known to contain a glycoside similar to Digitalis and is considered poisonous if ingested. The information provided on this page is based on research we have conducted about this plant in our nursery’s library, from what we have found about it on reliable online sources, as well as from observations in our nursery of crops of this plant as well as of plants growing in the nursery’s garden and those in other gardens.
引用ここまで
上記引用記事を翻訳し、要約すると
シラーペルビアナにはジギタリスと同様の配糖体を含むことが知られていて、
摂取すると有害な事象を引き起こすことがあるということです。
ところでジギタリスは人間の医療で心臓病の治療薬として利用されることがあります。
具体的にジギタリスは心臓の収縮力を高める作用があります。
でも、過剰な摂取は心臓に悪影響を及ぼし
命を落とす危険性もある非常に恐ろしい物質でもあります。
ですから、ジギタリスはお医者さんや薬剤師などの専門職の指示の元でないと
扱ってはいけない物資だと言えるでしょう。
それくらいジギタリスはお薬にもなるけど、毒にもなるということです。
ちなみにジギタリスは現在では化学的に合成できるため
薬草から作っていないそうです
最後にシラーペルビアナは鱗茎（球根）の
部分に毒成分を含んでいるそうです。
以上、参考にして頂ければ幸いです。
