ユリの花の仲間って『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』
って言われたりしますね。
本日より #七十二候 は「牡丹華 (ぼたんはなさく)」
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と、女性の美しさにも例えられる百花の王、牡丹が大輪の花を咲かせる頃💃
甘く上品な香りが魅力の花でもあります気持ちの良い気候が続きますね、どうぞ健やかな日々をお過ごしください🙂 pic.twitter.com/S5JPZcWTkb
— ⛩小野照崎神社 (@onoterupr) April 29, 2022
よく美しい女性を例える言葉だといわれがちですが
実はこれって生薬の使い方を例えたものなんです。
私が獣医学生のころ薬理学の教授から習いました。
⇒プロフィール
たとえば立てば芍薬ってどういう意味か?というと
『イライラして立っている女性が芍薬を服用すると、気持ちが落ち着く』
という薬効の話です。
まぁ、今回の記事のテーマはスカシユリの花言葉なのでこの辺にしておきます。
とにかくユリの仲間は『立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』
というくらい美しいって話です。
ところでスカシユリは『透かし百合』です。
上記画像をご覧ください。花びらの根元が細くなっていますね。
スカシユリを上から見ると
花びらの根元が細いために地面が透けて見えてますね。
そんなことからスカシユリという名前になったそうです。
ではここから本題に入っていきますね。
今回の記事ではスカシユリの花言葉と由来について解説します。
スカシユリの花言葉
・飾らぬ美(黄色)
・元気(ピンク色)
・歓喜(ピンク色)
・注目を浴びる(黄色)
・神秘的な美
・偽り(イエローサブマリン)
・親思い
・あなたは私を騙すことができない
・子としての愛
です。
『神秘的な美』って花言葉ですが、トキワマンサクの花言葉なんて
神秘的なものばかりです。
⇒トキワマンサクの花言葉と由来
スカシユリの花言葉『歓喜』はサフランモドキの花言葉『歓喜』とまったく同じですね。
⇒サフランモドキの花言葉と由来を他の植物の花言葉と比較しながら解説
あとスカシユリの花言葉『親思い』は親へのポジティブな感情ですよね。
だから父の日や母の日のプレゼントとしてスカシユリは大変人気です。
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スカシユリの花言葉『注目を浴びる』の由来
スカシユリの花って中心部が細くなっているので地面が丸見えです。
恥ずかしいですね。
注目を浴びる人も、尊敬されて自己重要感が満たされる反面、恥ずかしくもありますね。
そんなことからスカシユリの花言葉に『注目を浴びる』ができたのでは?という説があります。
スカシユリの花言葉『親思い』の由来
スカシユリはエゾスカシユリの近縁種です。
血のつながっている親子みたいな関係です。
で、エゾスカシユリも上向きに花が咲きますし
ある意味、血がつながっているような感じに見えることから
スカシユリの花言葉に『親思い』ができたのではないか?という説があります。
スカシユリの花言葉『子としての愛』の由来
スカシユリはくどいようですが、花の中心部が細いので地面まで透けて見えます。
これって子供の心が透けて見えるみたいなイメージです。
子供の親への愛情も透けて見えるイメージで
『子としての愛』という花言葉ができたのではないか?といわれています。
スカシユリの花言葉『飾らぬ美』の由来
ユリの花っていい香りがするものが多いです。
グレープフルーツの花ってユリみたいな香りがするんですよ😳 pic.twitter.com/eMIMebo4s8
— ダイク (@daiku_drums) May 1, 2022
美人って香水をつけていていい香りがイメージがあります。
勝手な印象でごめんなさい。
こないだ美人のお姉さんからすごくいい香りがしたから何の香水つけてますか?と訊ねたらマツキヨで売ってる500円のやつだよと教えてくれた。美人は香りまでも高見えさせる。
— なつめ (@sauntm) April 27, 2022
でも、スカシユリって近寄っても香りがしません。
でもスカシユリはユリの仲間ですし、きれいな花ですよね。
そんなキレイな花を咲かせるスカシユリ。香りがしません。
美しいのに飾っていません。
そんなこともあってスカシユリの花言葉に『飾らぬ美』という花言葉が
できたのではないか?といわれています。
以上でスカシユリの花言葉と由来についての解説を終わります。