ユウゲショウの花言葉と由来

前回、ユウゲショウと似た花をご紹介しました。
⇒ユウゲショウと似た花はヒルザキツキミソウだけじゃない！

今回の記事ではユウゲショウの花言葉と由来について説明します。

まず

です。

ではこれらの花言葉の由来についてみていきましょう。

ユウゲショウの花言葉『臆病』の由来

まずユウゲショウの花言葉『臆病』の由来から説明しますね。
上記画像を撮影したのは2021年4月上旬です。
場所はショッピングセンター近くの道路沿いの脇道です。
誰にも見られないような場所に咲いていました。

臆病って好きな人に告白しようと思っても
「もしフラれたらどうしよう。
だったら友達のままでいいじゃん」って実行しなかったり
というか、そもそも人と話すのを恥ずかしがったりすることですね。

ユウゲショウはそもそも人目のつかないような道端で咲いています。
また、ユウゲショウは漢字で書くと夕化粧と書きます。
つまり夕方から咲き始めるという意味があります。

夕方から咲いたら朝や昼は花が咲いていないので
多くの人が見逃がします。
でも、一回咲いたらこんなにきれいな目立つ花を咲かせるんですね。

でも、咲くのは夕方なのでほとんどの人は
ユウゲショウの花を名前の由来的には見れません。

それくらいユウゲショウは目立たない花なんです。
実際にはユウゲショウは昼間に咲きますが・・・（苦笑）。

ということからユウゲショウの花言葉が『臆病』になったといわれています。
本当はユウゲショウは昼間に咲くのに
ネガティブなレッテルを貼られてしまいましたね。

ユウゲショウの花言葉『融通無碍な』の由来

ユウゲショウの花言葉『融通無碍な』ですが。
融通無碍は『ゆうずうむげ』と読みます。
すっごく難しい感じで、読みにくいです。

こんな花言葉、浸透しにくいでしょう。
読みやすさは世間に知ってもらうのに重要です。

たとえば『ソーシャルディスタンス』とか『三密（さんみつ）』とかね。
こういった言いやすいし感じでも読めるような単語なら世間に広まりやすいですけど、
融通無碍は漢字の解読が難しいし、読みにくいので浸透しにくいでしょう。

ところで融通無碍の融通とは何の抵抗もなく、問題なく通過することで
無碍は障害（妨げ）がないことを指します。

つまり融通無碍とは、スルッと問題なく通過することです。
このスルッと通過するというのはあなたの行動でもいいし、考え方でもOKです。
もっと簡単にいったら問題なくうまくいくことです。

ところでユウゲショウというのは自家和合性があります。
自家和合性とは雌雄同株の植物であって
自家受粉でも問題なく受精して結実するものをいいます。

つまり、ユウゲショウは自分自身で問題なく繁殖していくことができる植物だってことです。
このユウゲショウの自家和合性と融通無碍というのは親和性が高い用語だと思いませんか？
抽象度を高くするとどちらも問題なくうまくいくことを指していますからね。

このことからユウゲショウの花言葉が融通無碍となったのでしょう。

ユウゲショウその他の花言葉

などがあります。

続いてユウゲショウと似た花をご紹介します。
⇒ユウゲショウと似た花はヒルザキツキミソウだけじゃない！