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ミズキ科

サンシュユの葉の特徴と病気




サンシュユはすごく育てやすいので
初心者にも人気の植物です。
サンシュユの育て方

サンシュユは花が咲き終わったころに
グングンと葉が成長します。

葉っぱの形はヤマボウシやハナミズキと似ています。
ヤマボウシの画像と特徴について
ハナミズキの育て方肥料はどうする?

そして秋になったら赤い実がたくさんできます。

この記事ではサンシュユの葉の特徴やかかりやすい病気について
解説していきたいと思います。

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サンシュユの葉の特徴

サンシュユ
サンシュユの葉は先端が尖っていて、
卵のような形をしています。

長さは6㎝前後、幅は4㎝前後で表面に白い毛が生えているのが特徴です。
それから葉のつき方は対生です。

「対生ってどんな生え方?」と気になる方はこちらの記事の下の方を参考にしてください。
互生と対生の違い(記事下参照)

それからサンシュユはミズキ科の植物です。
ミズキ科は他にハナミズキやヤマボウシがありますが、
秋になると紅葉します。
ヤマボウシの画像と特徴について
ハナミズキの育て方肥料はどうする?

あと、これが最も特徴的だと思うのですが、
サンシュユの葉っぱの裏をご覧ください。

サンシュユ

サンシュユの葉の裏に茶色から黒色の模様が見えませんか?
これは病気とか枯れたとかではありません。

毛叢(もうそう)と呼ばれるものです。
毛が集合してボーボーの草むらのように見えることから名づけられたそうです。

毛叢(もうそう)とはサンシュユの葉っぱの裏にある三角形の茶色から褐色のものをいいます。
毛叢は英語だと『trichome』(トライコームと読みます)です。
葉の裏にできているのですが、
葉の表面までうつっていますね。

毛叢の役割は植物によって様々ですし、諸説さまざまありますが、
葉っぱ本体を守っているのではないか?と考えられています。

サンシュユを育ててみたい方はこちら
サンシュユ ポット苗 庭木 落葉樹

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サンシュユの葉に起こりうる病気

サンシュユ

サンシュユは育てやすい植物なので
病気の心配はそこまでする必要はありません。

ただあえていうなら斑点病にかかる可能性はあります。
斑点病とは葉に斑点ができる病気で、
どんどん広がっていき、最後は枯れて落葉してしまうことがあります。
斑点病だと斑点は褐色になる事が多いです。

原因は細菌です。
梅雨や秋の長雨の時期ほど、斑点病にかかりやすいです。
気になる方は土は排水性の高いものを使用したり、
風通しのよいところでサンシュユを育てるなどを意識してみてください。

斑点病の場合、薬剤はこちらを使うことが多いです。
殺菌剤 病気 対策 STダコニール1000 30ml 住友化学園芸

それからカビが原因で起こるウドンコ病にも気をつけましょう。
ウドンコ病も風通しのよい場所で育てることが予防策になります。

イラガイラガの幼虫

あと害虫でいったらイラガの幼虫が葉っぱの裏側に寄生することがあります。
イラガはサンシュユの葉を食い荒らします。
サンシュユが枯れる原因になるので気をつけましょう。

もし上記画像のようなイラガの大群が見つかったら
こちらの薬剤を使用して対策しましょう。
イラガ 殺虫剤 住友化学園芸 ベニカJスプレー 1000ml A