ツルニチニチソウはツルが地表を這うように広がりなが成長する
南ヨーロッパ原産の植物です。
原産国である南ヨーロッパでは、
ツルニチニチソウはどんどん子孫を増やすことから
幸福、不死のシンボルとされ人々に親しまれています。
春から夏の始まりにかけて道端などでもよく見かけるツルニチミチソウ。
長いツルを活かして吊り鉢の縁から垂らすなど、ガーデニング素材としても
よく使われます。
ところでツルニチニチソウは青紫の美しい花を咲かせます。
また、葉には少し光沢があるもの、葉に白や黄色の班が入っているものなど
花だけでなく、葉も魅力的です。
今回は、美しい花を咲かせるツルニチニチソウの花言葉を
ご紹介したいと思います。
ツルニチニチソウの花言葉は
・生涯の友情
・幼馴染
・楽しい思い出
・優しい追憶
です。
実は、この花言葉の中の「楽しい思い出」の由来には
ある有名な哲学者が関係していると言われています。
有名な哲学者って誰?
以下ご覧ください。
ツルニチニチソウの花言葉の由来
花言葉の「楽しい思い出」の由来とされている哲学者は、
「ジャン・ジャック・ルソー」です。
ルソーは、1781年に発表した作品『告白』の中で、
彼は自伝的作品『告白』(1781年)の中で、
ツルニチニチソウは思い出の花だと語っています。
哲学者ジャン・ジャック・ルソーは、
若き日に、愛する夫人と散歩に出かけます。
そこで夫人が「ツルニチニチソウがまだ咲いてるわ」と言ったのを覚えていたのです。
そして、月日は流れ数十年後に
ルソーは偶然ツルニチニチソウが咲いているのを見つけて
昔、夫人が言った言葉を思い出し
若き日の幸せだった楽しい思い出が蘇ったと
作品の中で書いています。
このルソーのエピソードが花言葉の由来になったと言われています。
ツルニチニチソウの花言葉
「生涯の友情」
多年草のツルニチニチソウは、生育旺盛な植物なので
一度根を貼れば、どんどん根やツルを伸ばしていきます。
そして毎年春から夏に紫のカワイイ花をたくさん咲かせます。
ずっと根付くというということから
「生涯の友情」友情がずっと続くという花言葉が
出来たのでしょう。
「幼馴染」
ツルニチニチソウは、淡い紫色のかわいい花を咲かせます。
根付いている場所なら、毎年一面に花が咲き誇ります。
その花の姿が、まるで幼い子供たちが戯れているように見えることから
「幼馴染」という花言葉がついたという説もあります。
「楽しい思い出」
この花言葉は、哲学者ルソーが由来とされています。
「優しい追憶」
追憶の意味は、過ぎ去ったことに思いをはせることです。
この花言葉もルソーの昔の楽しい思い出を懐かしむことからイメージされたのかも
しれませんね。
今回は、ツルニチニチソウの花言葉をご紹介しました。
花言葉の意外な由来は、いろいろあって面白いですね。