前回の記事では黄色い花を咲かせるカタバミの花言葉と由来をご紹介しました。
カタバミって雑草の一種ですし、
ものすごい勢いで増えるため、駆除の対象でもあります。
そんなこともあってカタバミの花言葉はネガティブなものを想像する方も多いかもしれません。
でも、そんなこともありません。
意外とポジティブな花言葉が多いですよ。
⇒カタバミの花言葉と由来を画像付きで解説
今回の記事ではカタバミの花の特徴について解説していきたいと思います。
ちなみに同じカタバミでも紫色の花を咲かせるムラサキカタバミとは区別しています。
ムラサキカタバミについてはこちらをご覧ください。
⇒ムラサキカタバミを駆除する方法3選
それではカタバミの花の特徴について解説していきますね。
カタバミの花(黄色)の特徴
カタバミってものすごい勢いで増えていくので
あたり一面がカタバミの黄色い花だらけってイメージがあるかもしれません。
とはいえ、カタバミの花は快晴の日の午前中に咲くのですが、
夕方には萎んだかのように花びらを折りたたみます。
なので、カタバミは日向から半日陰くらいの環境の方が育ちやすいです。
逆にいうと、思いっきり日陰の環境だと花を咲かせにくいのでご注意ください。
それからカタバミの花が咲く時期は4月から10月です。
ちなみにこちらのカタバミの写真は2021年4月に撮影したものです。
4月頃に花が咲く植物としては他にもネモフィラなんかがありますね。
⇒ネモフィラの花の大きさは?他の植物と比較してみた
あとキシツツジも4月に咲く花として有名です。
⇒キシツツジの特徴を画像を使ってわかりやすく解説
アケビの花も4月ころに花を咲かせますね。
⇒アケビの花の花言葉と由来
⇒アケビの花を受粉させる方法と注意点
⇒アケビの花|雄花と雌花の違いを画像で解説
それからカタバミの花の色は黄色です。
他に黄色い花としてヤエヤマブキが有名ですね。
ヤエヤマブキも4月ころから花を咲かせます。
⇒ヤエヤマブキの花の特徴
⇒ヤエヤマブキの育て方
他にも
ヒペリカムヒデコートの花の色も黄色ですね。
⇒ヒペリカムヒデコート(ヒドコート)画像(花の特徴も解説)
あとちょっと珍しい花だとシロタエギクも黄色といえば黄色です。
⇒シロタエギクの花言葉と由来
⇒シロタエギクが伸びすぎたらどうしたらいい?
⇒シロタエギクの夏越し対策
次にカタバミの花の大きさ(花径)ですが、約8㎜です。
たとえば、ミチバタナデシコの花の大きさは約1㎝なので
画像だけで見るとミチバタナデシコの方が小さそうですけど、
カタバミの方が小さいですね。
それからカタバミの花弁(花びら)の数は5枚です。
花弁が5枚の花は他にもネオフィラなどがありますね。
⇒ネモフィラの花の大きさは?他の植物と比較してみた
あとカタバミの雄しべは特徴的で長いものと短いものがそれぞれ5本ずつあります。
雌しべは5つあります。
だいたいの位置関係を理解するために雄しべと雌しべの位置をサフランモドキで確かめてみてくださいね。
サフランモドキの場合、雄しべは6つで雌しべは1つです。
ヒペリカムヒデコートの柱頭(雌しべの先)は5裂に分かれているので
明らかに違います。
最後にカタバミは日向で花を咲かせる植物です。
曇っている日、雨が降っている日だとカタバミの花は閉じてしまいます。
なので、もしカタバミの花を見たい方は4月から10月の間の
晴れた日に公園であったり、草むらをよく見てみてくださいね。
続いてカタバミの花言葉について解説します。
⇒カタバミの花言葉と由来を画像付きで解説