愛犬の散歩中、近くのため池でアカンサスの花を発見しました。
前回、ご紹介したタチアオイの近くに咲いていました。
⇒タチアオイの花言葉と由来
この場所、少し前におじさんたちが草刈りをしていて
周りの草は全部刈り取られていました。
画像を見ていただけるとわかりますよね。
タチアオイやアカンサスの周りはすっきりしているでしょ!?
おそらくタチアオイもアカンサスも目立つし、
きれいな花を咲かせるので、あえておじさんたちも刈り取らずに
残したのだと思います。
タチアオイもアカンサスもどちらも草丈が1メートル以上の高さになるので
他に植物が存在してもものすごく目立ちます。
また、花の形も見方によってはちょっと不気味というか、特徴的というか。
すごく存在感がありますよね。
一回見て当サイトで花の名前と画像を確認しておいて
「これがタチアオイなんだ」とか
「これがアカンサスなんだ」と理解したら
次、別の場所でアカンサスやタチアオイと出会っても一瞬で
見分けがつくようになりますね。
こんな感じでため池周辺で咲いていたアカンサスですが
原産は地中海、熱帯アジア、熱帯アフリカです。
また、アカンサスは多年草です。
多年草というのは種や苗を植えて、
そのあと花が咲いて実ができてみたいな流れを
2年以上続けてくれる植物のことです。
簡単にいったら多年草とは長生きしてくれる植物のことです。
もちろん、いくら多年草に分類される植物であっても
環境が悪ければ(雨が降らないとか、日が当たらないとか)
さすがに1年以内に枯れてしまうでしょうけど。
ちなみに
・ヒメヒオウギズイセン
・ガザニア
などがあります。
ヒメヒオウギズイセンはこちらです。
⇒ヒメヒオウギズイセンの花言葉と由来
ガザニアはこちらです。
⇒ガザニアは多年草?他の花と比較しながらわかりやすく解説
それからアカンサスは歴史がある植物で
日本には大正時代にやってきたそうですよ。
それではここからが本題です。
この記事ではアカンサスの花の特徴について解説します。
アカンサスの花の特徴
6月から8月
です。
ちなみに上記アカンサスの花の画像を撮影したのは2021年6月中旬です。
上記アカンサスの花の画像をご覧ください。
紫色の部分が萼(がく)です。
萼とは花びら(花弁)を守っている部分のことです。
白色の花弁(花びら)紫色の萼という色の違いのおかげで
一瞬で「これ、アカンサスだ」ってわかりますね。
それから花弁(花びら)の形は唇のような形をしています。
唇って上唇と下唇がありますが、
アカンサスの場合には上唇が退化しています。
そして残っている下唇ですが、先っぽが3つに分かれています。
上記画像を見ていただければわかりますね。
ちなみに花が咲き終わるころ、
豆のような形をした光沢のある黒色の種ができます。
あとアカンサスという名前には『トゲ』の意味があるそうですが、
実際、上記画像のようにアカンサスにはトゲがあります。
また、花の付け根あたりに苞(ほう)があります。
苞というのは蕾(つぼみ)を包み込むように
葉っぱが形を変えた部分を指します。
この苞の部分にトゲがあるのがアカンサスの特徴です。
それからアカンサスの花の咲き方は穂状花序(すいじょうかじょ)です。
穂状花序とは花だけを咲かせる茎の部分(花軸という)に花を咲かせる茎(花柄という)がない
小さな花をたくさんつける花の咲かせ方のことです。
言葉でいうとややこしいので画像で確認してくださいね。
穂状花序の植物は他にドクダミがあります。
⇒ドクダミの花のつくりを画像を使って解説
アカンサスを育ててみたい方はこちら
⇒草花の苗/アカンサス:モーリス3.5号ポット
続いてアカンサスの花をプレゼントする前に
こちらの記事をご覧ください。
⇒アカンサスの花言葉と由来を実際に撮影した画像とともに解説
あとアカンサスの花後の対処法について知りたい方はこちらをご覧ください。
⇒アカンサスの花が終わったら何をしたらいい?