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勿忘草の花言葉と由来|怖い意味のものがあるかも解説




勿忘草は小さくて青色のかわいい花を咲かせます。
その割に『勿忘草(ワスレナグサ)』という名前の最後は草ですし
花という言葉がついていません。

なんか怖くないですか?
よくわからないことって怖かったりしますよね。

私は獣医師として犬猫の診察をしています。
当ブログ管理人のプロフィール

で、犬猫の平熱は38℃くらいで
人間より2℃高いのですが、
そんな犬や猫が40℃の熱が続いていたとしましょう。

原因がよくわからないと
飼い主さんはめちゃくちゃ怖がります。
でも、「熱中症ですね」と診断して病名がつくと、
とたんに飼い主さんは「安心しました」
って言います。

これと同じで、勿忘草は可愛い花を咲かせるのに
名前に花がついていません。
それってちょっと怖いですよね。

あと、青いって英語でブルーです。
ブルーマンデーというネガティブな言葉がありますが、
海外では青い花には怖い意味の花言葉がついていることが多いです。

たとえば、ムスカリ。
青紫色をしていますね。
日本の花言葉が怖くないですが、海外の花言葉は怖いです。
ムスカリの花言葉は?青紫色のイメージが日本と海外で違います

そんなこともあってか
勿忘草の花言葉に怖い意味が含まれているのではないか?
と気になって検索している方が多いようです。

そこでこの記事では勿忘草の花言葉と由来を挙げながら
怖い意味のものが含まれていないか、解説します。

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勿忘草の花言葉

ワスレナグサ(勿忘草)の花言葉は

・私を忘れないで
・誠の愛
・真実の友情
・真実の愛

です。

『私を忘れないで』という花言葉は
ローズマリーにもありますね。

ちなみにローズマリーも怖い言葉が含まれているのではないか?
って気になって検索している方が多いです。
青い花を咲かせますからね。
しかもムスカリよりもローズマリーの花の方がもっと青い気がしますし。
そうでもないですかね!?
ローズマリーに怖い意味の花言葉入ってる?

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勿忘草の花言葉に怖い意味のものはある?

勿忘草の花の色は水色から青色の間くらいですよね。
先ほども解説しましたが
海外では青い色の花は縁起が悪い花だと捉えられがちです。
ブルーマンデーという言葉があるくらいですから。

ですが先ほど解説したように

ワスレナグサ(勿忘草)の花言葉は

・私を忘れないで
・誠の愛
・真実の友情
・真実の愛

です。

強引に解釈しようとしても
怖い意味の花言葉はありません。

たとえば「真実の愛」が怖いって
「それはあなたの感想ですよね」みたいな感じで
ひろゆきさんみたいな言い方になってしまいます。

ただ、『私を忘れないで』という花言葉の由来は
解釈の仕方によってはちょっと怖いかもしれません。

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勿忘草の花言葉の由来

『私を忘れないで』という花言葉
「私のことを忘れないでね!」って意味です。

そんなことを言う人、
執着心がすごそうですよね。
呪いの言葉といっても言い過ぎではないかも。

もしあなたが勿忘草の花言葉が『私を忘れないで』って知っていたとしましょう。
そしてあなたが勿忘草をもらったらどう感じますか?
ちょっと怖くないですか?

どうしてそんな花言葉ができたのでしょう?


『私を忘れないで』という花言葉はは中世ドイツの物語が由来です。

ルドルフという騎士と
彼女のベルタがデートしていました。
この2人、明日結婚します。

いろんな意味でドキドキしていたことでしょう。

もしかしたら「子供は3人ね」とか
「朝食は何がいい?」みたいな話もしていたかもしれませんね。
そんな話をしていたかしていなかったかわかりませんが
ドナウ川のほとりを歩いていると
ルドルフがちっちゃくて青い花を見つけました。

ベルタが「まぁ、かわいらしい花!
だけど、こんなかわいい花でもいつかは枯れちゃうんだよね。
私もいつかはおばあさんになってしまうのね」と言いました。

これに対してルドルフは
「そんなこと言うなよ。俺たちは愛は永遠だよ。
あの青い花を君のために採ってくるよ」
と言いながら、川に向かってきました。

ベルタは「水の流れが急だからやめて!」
と言いましたが、ルドルフは急流に手を伸ばしながら
青い花を採ろうとしました。

彼女のために採ろうとしたところ、足が滑って
ドナウ川に落ちてしまったのです。

もうダメだと思ったのでしょう。
ルドルフはベルタに採った青い花を投げながら
『私を忘れないで!(Vergiss-mein-nicht)』と叫びました。
そして急流に飲み込まれてしまいました。

こんな衝撃的な出来事ですから
ベルタは生涯忘れることはありませんでした。
ルドルフが投げてきた青い花をベルタは髪に飾り続けたそうです。

現在でもドナウ川には急流や難所があります。
花を生涯飾り続けれるかどうかは抜きにしても
この話、まんざら嘘でもなさそうです。
花を枯らしたり萎れさせたりすることなく
生涯キープし続けるのは難しいですからね。

この話、怖いといっちゃ怖いですよね。
どこが怖いかは人しだいでしょうけど。
たとえば急流に飲み込まれるシーンが怖いと感じる人もいるでしょうし、
急流に飲み込まれそうになりながらも
事故のきっかけになった花をベルタに投げてきたシーンが怖いという人もいるでしょう。

でも個人的にはベルタへの愛情を強く感じ
心が熱くなりました。
まさに勿忘草の花言葉『誠の愛』、『真実の友情』、『真実の愛』
といえるのではないでしょうか。

以上の出来事が勿忘草の花言葉の由来になっています。

勿忘草の花言葉の由来から、
人によっては怖いイメージを持ってしまっても仕方がないことかもしれませんね。

フランスにおける勿忘草の花言葉は少し怖いかも

勿忘草の花言葉の由来でルドルフとベルタの話が登場しました。
これは中世ドイツの話です。

ところでフランスでもちょっと違う感じの花言葉があります。

フランスでの勿忘草の花言葉は

・親切
・好意
・私と同じようにあなたも私を愛してください

です。

特に『私と同じようにあなたも私を愛してください:
は聞いた人によっては「ちょっと怖いかも」
って思ったかもしれませんね。

自分が相手のことが好きだったら
相手に自分のことを好きになるように求めているような意味合いですよね。
怖くないですか?

こういったフランスにおける勿忘草の花言葉も
怖さを助長しているのかもしれませんね。

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勿忘草(ワスレナグサ)には色別の花言葉もある

勿忘草の花には

・ピンク
・青色
・白色
・紫色
・黄色

などいろんな色が存在します。

そんないろいろある中でも
特に白色、ピンク、青色の勿忘草には
色別の花言葉が存在します。

青色の勿忘草の花言葉

青色の勿忘草の花言葉は

・真実の愛
・誠の愛

です。

由来は先ほど解説したルドルフとベルタの物語からきています。

ピンク色の勿忘草の花言葉

青色の勿忘草の花言葉は

・真実の友情
・誠実な友情(フランス)

です。

白色の勿忘草の花言葉

青色の勿忘草の花言葉は

・私を忘れないで

です。

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勿忘草(ワスレナグサ)の花言葉と由来まとめ

ワスレナグサ(勿忘草)の花言葉は

・私を忘れないで
・誠の愛
・真実の友情
・真実の愛

で、怖い意味の花言葉は
ルドルフとベルタの物語を怖いと感じるなら怖いでしょうね。

以上で解説を終わります。



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