「アジュガは植えてはいけないよ」
ってどこかで聞いたことがありませんか?
だからこの記事を読んでいただけているのだと思います。
ではどうしてアジュガは植えてはいけないのでしょうか?
植えてはいけないといってもランタナとかツルニチニチソウなどを
植えてはいけない理由とアジュガを植えてはいけない理由は
違ったりします。
なので単純な話ではありません。
・ユキヤナギを庭に植えてはいけない5つの理由
・ランタナは絶対に植えてはいけない!なぜか?7つの理由があります
・金木犀を植えてはいけない7つの理由
・ツルニチニチソウを植えてはいけない理由
今回の記事ではなぜアジュガを植えてはいけないのか?
理由を3つ挙げてわかりやすく解説していきます。
なぜアジュガを植えてはいけないの?
理由(1)爆発的に増えるから
爆発的に増えるから植えてはいけないという理由は
植えてはいけないといわれる植物みんなに共通する理由になります。
そりゃそうですよね。
庭にアジュガを植えたら
庭中がアジュガだらけになったら困るわけです。
とはいえ爆発的に繁殖しますが
ユキヤナギみたいに隣の家の庭にまでアジュガが侵入するということは
ないと思います。
⇒ユキヤナギを庭に植えてはいけない5つの理由
理由は後で解説しますが、
アジュガは匍匐前進みたいに低い位置で増えていくからです。
だいたい草丈は30㎝程度です。
低い位置で増えるので隣の家の塀に当たってそれ以上
侵入できませんからね。
話を元に戻します。
アジュガを植えて1年間放置すると30㎝四方に
増えるといわれています。
なので逆にこれくらいのペースで庭をアジュガで埋め尽くしたい方は
隣の家に迷惑をかける可能性は低いので
植えてもいいかなって思います。
理由(2)子孫の残し方が1つじゃないから
ユキヤナギは縦というよりも横に伸びますが、
アジュガも縦というより横に伸びます。
ただ、ユキヤナギは1m程度の高さから横に伸びますが
アジュガはせいぜい30㎝の高さから横に伸びます。
実際には30㎝よりももっと低い位置から横に蔓を伸ばす感じで伸びていきます。
こんな感じで低い位置から軍隊の匍匐前進(ほふくぜんしん)みたいに
進んでいく(横に伸びる)姿をランナーとか匍匐茎(ほふくけい)といいます。
先ほど言いましたが、
アジュガの繁殖力がすごい理由は
1株のアジュガがランナーをどんどん伸ばしていくためです。
1株が2株、2株が4株というより
1株の大きさが1の面積だったのがランナーを伸ばしていき10の面積に増えるイメージです。
だからアジュガを庭に植えると
知らぬ間に庭全体に増えてしまうわけです。
なので、あなたが想像している以上に庭全体に広がるかもしれないので
アジュガを庭に植えてはいけないと言われたりするのです。
ちなみにアジュガの根っこは浅いです。
だからもしアジュガが増えすぎた場合、
ランナーをハサミで切って引っこ抜くだけで
適度に間引くことができます。
理由(3)こぼれ種によっても増えるから
アジュガは上の画像のような花が咲きます。
そのあと、種ができます。
そして落ちた種(こぼれ種)からまた芽が出て新しい株が増えていくのです。
その新しい株がさらに、ランナーを伸ばして面積的にも大きくなります。
だからどんどんどんどんアジュガが増えていき、
庭全体を覆いつくす可能性があるわけです。
そんなこともあってアジュガを植えてはいけないといわれることがあるのです。
ただアジュガが邪魔になってきたら
先ほども言ったように根が浅いので
引っこ抜いて簡単に除去することができます。
だから試しにアジュガを植えてみても良いと思います。
それで想像以上に増えたら適度に間引けばよいでしょう。
アジュガを育ててみたい方はこちら
⇒アジュガ ‘チョコレートチップ’
それでアジュガを育ててみて
枯れてしまう場合にはこちらの記事をご覧ください。
⇒アジュガが枯れる5つの原因