「あ、白い彼岸花だ!」と思って思わず撮影しました。
上記画像を撮影したのは2022年9月28日です。
彼岸花ってお彼岸(9月20日から9月26日)のころに
赤色の花を咲かせるのが一般的です。
白い彼岸花ってすごく珍しいんですよ。
ちなみに白色以外にも黄色の彼岸花も存在しますがかなり珍しいです。
また、白色とか黄色といった感じで
色別の花言葉があります。
・白い彼岸花の花言葉と由来
・白色の彼岸花の特徴
について解説していきます。
目次
白い彼岸花(ヒガンバナ)の花言葉
・また会う日を楽しみに
・想うはあなた一人
の2つです。
『また会う日を楽しみに』も『想うはあなた一人』も亡くなった人を
思う気持ちがすごく伝わってくるすごくいい花言葉ですね。
『また会う日を楽しみに』はまた天国で会おうみたいな感じがしますし
『想うはあなた一人』もそれくらい愛していた人が亡くなったのかなって気がしますね。
続いてこれらの花言葉ができた由来についてみていきましょう。
白い彼岸花(ヒガンバナ)の花言葉の由来は?
白い彼岸花(ヒガンバナ)の花言葉『想うはあなた一人』の由来
白い彼岸花の花言葉『想うはあなた一人』の由来ですが、
上記画像をご覧ください。
長細い茎の先端の位置にだけ白い花が咲いていますよね。
こう書くと、「いやいや、花って茎の先端にできるものでしょ!」
って思った方もいるかもしれませんね。
でも、たとえアメリカンブルーなんて1本の茎があったときに
途中にも先端にもいろんなところで青いキレイな花を咲かせていますよね。
他にもアカンサスの花だって茎の途中にも先端にもいっぱい花を咲かせます。
こんな感じで茎の先端に『だけ』花を咲かせるというのは
彼岸花の一つの特徴になるわけですね。
で、ですね。
白い彼岸花の長細い茎の先端にだけポツンと花を咲かせる姿って
派手の真逆で控え目な印象を受けませんか?
茎の途中でいっぱい花を咲かせると出しゃばり感があるような気がします。
ちょっとでも目立とう見たいな感じです。
でも、茎の先端にだけ花が咲いていると
控え目に存在しているような印象を受けます。
もしこれが恋愛だったらどうでしょう?
茎の途中にいっぱい花を咲かせるのって人間だったらいっぱい恋をしてそうですよね。
でも逆に茎の先端にだけ花が咲いている姿って恋愛だったら1人の人『だけ』
愛してそうな印象を受けませんか?
しかも赤色の彼岸花だって情熱的な恋愛をしてそうですけど
白色の彼岸花って情熱的じゃなくて純粋な印象を受けますよね。
また、彼岸花ってお墓参りのころに咲く花です。
愛している人が亡くなり、
その人がいるお墓の近くに白い彼岸花が咲いているという光景は
まさに『想うはあなた一人』という花言葉がピッタリな気がします。
そういったところから白い彼岸花の花言葉に『想うはあなた一人』が
できたのではないか?といわれています。
白い彼岸花(ヒガンバナ)の花言葉『また会う日を楽しみに』の由来
上記画像をご覧ください。
彼岸花に花はありますが、葉っぱがありませんよね。
これってヒガンバナの特徴です。
彼岸花は花が咲いている時期には葉っぱがありません。
花が咲き終わると葉っぱができます。
葉っぱがないと光合成ができず、
栄養を作ることができませんから
葉っぱがないという植物は非常に珍しいのです。
だから花が咲いている時期に葉っぱがないというのは
十分、花言葉の由来になりえます。
どういうことか?というと
彼岸花の花が咲きました。
でも葉っぱはありません。
花が散りました。
すると葉っぱができました。
となるわけです。
しかも彼岸花の花が咲いている時期っていうのはすごく短いです。
これは推測ですが、花が咲いている時期は葉っぱがありません。
でも葉っぱが光合成をして栄養を作るわけなので
花が長期間咲いていたらヒガンバナ全体が枯れてしまうでしょう。
だからヒガンバナの進化の過程の中で
花が咲いている期間が短くなったのでしょう。
具体的にはヒガンバナの花が咲いている期間は
9月中旬から9月下旬あたりの1週間だけです。
つまりたった1週間くらいしか彼岸花の花を見ることができません。
それくらい短期間しか花が咲かないわけですが、
また来年花を咲かせるので『また会う日を楽しみに』という花言葉ができたのではないか?
といわれています。
花言葉だけで白い彼岸花をプレゼントしてもOK?
ここまで解説してきたように
・また会う日を楽しみに
・想うはあなた一人
の2つです。
どちらも心温まるポジティブな花言葉だと思います。
ただだからといってこれらのポジティブな花言葉があるという理由だけで
白い彼岸花をプレゼントしてもよいのでしょうか?
答えはノーだと思います。
というのはそもそも彼岸花には毒がありますから
贈られた相手が取り扱いに困ってしまう可能性があります。
また、彼岸花には別名が1000以上もあります。
中にはかなりネガティブな別名もあったりします。
・幽霊花(ゆうれいばな)
・死人花(しびとばな)
・地獄花(じごくばな)
・剃刀花(かみそりばな)
などがあります。
かなりネガティブで縁起の悪い別名ですよね。
なので彼岸花をプレゼントするのは正直どうなのかな?と思います。
白い彼岸花(ヒガンバナ)の特徴
ここまで解説で白い彼岸花の花言葉と由来について解説してきました。
ここからは白い彼岸花の特徴について解説します。
白い彼岸花って実は赤い彼岸花の仲間で、
白花曼珠沙華(しろばなまんじゅしゃげ)という名前がついています。
何がいいたいか?っていうと、
人間でいったら、白い彼岸花って表現って
「あの銀色の髪の女の子」みたいな感じじゃないですか。
でも、白花曼珠沙華(しろばなまんじゅしゃげ)という名前がついてるってことは
「銀色の髪の女の子」にも名前があって
たとえば「藤井由美(ふじいゆみ)」さんみたいな感じですよ。
もちろん藤井由美さんは仮名ですので深い意味はありませんよ。
もし同姓同名の方がこの記事を見ていたらすみません。
ただ、藤井由美さんだって「銀色の髪の女の子」っていわれるより
「由美ちゃん」とか「由美さん」って呼ばれた方が嬉しいと思うんですよ。
なので、あえて白い彼岸花にも名前がついてるよって言いたかったんです。
ではどうやって白い彼岸花ができたのでしょう?
赤い彼岸花の仲間だよっていわれても気になりますよね。
彼岸花(ヒガンバナ)の花が白くなる原因
・赤色の花
・黄色の花
をかけあわせてできているそうです。
白色の彼岸花(ヒガンバナ)にも種類がある
ちなみに
・リコリスアルビフローラという白色の花弁(花びらのこと)にうすピンクの線が入ったタイプ
・リコリスニアホワイトという花弁が白に近いクリーム色のタイプ
などが存在します。
他にもいろんなタイプがあるそうですよ。
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