前回の記事ではシロタエギクの茎が伸びすぎた場合の対処法について解説しました。
⇒シロタエギクが伸びすぎたらどうしたらいい?
シロタエギクの全体的な見た目は白色のため
弱弱しい雰囲気を醸し出しています。
でも、意外とぐんぐん成長し、
結果的にエネルギーを使いすぎ、株が弱るという
悪循環に陥ることもあるのでした。
そのため伸びすぎたシロタエギクに対する対策も大切だったわけです。
ところでシロタエギクは5月ころになると黄色い花を咲かせます。
上記画像を撮影したのは2021年5月1日です。
とにかく夏前にシロタエギクは花を咲かせるわけですが、
花の咲かせすぎには注意が必要です。
というのは花が咲くというのはすごくエネルギーを使うことだからです。
花を咲かせすぎ、エネルギーを使いすぎて株全体が弱った状態で
夏を迎えると、シロタエギクが枯れてしまう可能性があります。
この記事ではシロタエギクを夏越しさせるための注意点について解説したいと思います。
シロタエギクの夏越し対策(総論)
シロタエギクは植物全体で見たら暑さに強い部類に入ります。
なので、暑い地域(北海道とかじゃなく、九州地方など)でも夏越しは十分可能です。
ただ、夏場は株元はすごく蒸れて弱りやすいです。
なので、夏場は風通しの良い場所で育てるようにしましょう。
「そういわれても、いまさら植える位置を変えれません」
という方もいるでしょう。
その場合には、シロタエギクの茎を間引く(切り戻す)ようにしましょう。
茎を間引くことでシロタエギク全体に隙間ができるため
否が応でも風通しがよくなりますから。
シロタエギクを切り戻すコツについては
こちらの記事で解説していますのでご覧ください。
⇒シロタエギクが伸びすぎたらどうしたらいい?
あと、シロタエギクは夏前に黄色い花を咲かせますが、
花の咲きすぎは株が弱る原因になり、
夏を越す前に枯れてしまうこともあります。
なので、花が咲きすぎそうだなと感じたら
蕾の下あたりを切り取ってください。
蕾を切り取って花が咲くことはありませんから
これだけでも夏越しができる確率がグーンとアップします。
シロタエギクの夏越し対策(水やり)
重要なのは株元(シロタエギクが土と接触しているところ)が蒸れないようにするところです。
株元が蒸れている=湿気が多い状態
だと、シロタエギクが傷むことがあります。
要するにシロタエギクは多湿の環境が嫌いです。
逆に乾燥気味の環境の方がシロタエギクは元気になります。
そのため、夏場でも水の与えすぎはやめましょう。
水を与えすぎると、株元が水蒸気で蒸れてシロタエギクが傷むことがあります。
ご注意ください。
夏場でも水を与えるタイミングは土の表面がカラカラに乾燥しているときです。
土がカラカラに乾燥している時だけ、たっぷり水を与えてください。
シロタエギクの夏越し対策(肥料)
肥料は花が咲く5月ころから秋口くらいまで(10月くらいまで)与えます。
ペースとしては2ヶ月に1回くらい緩効性の化成肥料を株元においてください。
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シロタエギクの花言葉について解説しました。
⇒シロタエギクの花言葉と由来