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アジサイにはどんな咲き方があるか?画像付きでわかりやすく解説




アジサイって梅雨の時期に咲く花として有名ですね。

梅雨の時期に咲く花だとアジサイ以外にもタチアオイが有名です。

でも、タチアオイは空に向かって一直線に茎を伸ばしながら
花を1つずつけていくような咲き方をしますが、、、
アジサイには3種類の咲き方があります。

今回の記事ではアジサイにはどんな咲き方があるのか?
画像を使いながらわかりやすく解説していきたいと思います。

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アジサイの花の咲き方には法則がある

まず一般論から。
アジサイの花が咲く場所には法則性があるのをご存じですか?

法則

今年伸びた枝に来年花が咲かない。
花が咲く枝は2年前に伸びた枝ということ。

たとえば、2021年に伸びた枝から2022年に花が咲くことは原則ありません。
2022年に花が咲く枝は2020年に伸びた枝ということです。

つまり、今年伸びた枝は2年後に花が咲く枝だということです

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アジサイの花の咲き方


アジサイには3種類の咲き方があります。

アジサイの咲き方は

・ガク咲き
・てまり咲き(玉咲き)
・円錐形

の3種類あります。

アジサイの花の咲き方(1)がく咲き(額咲き)

道を歩いていて上記画像のようなアジサイを見かけたこと、ありませんか?
これはガク咲き(額咲き)と呼ばれる咲き方をしたアジサイです。

額咲きは円の周りにだけ花びら(装飾花)ができて
円の中心部分(中央部分)には粒々のめっちゃくちゃ小さい花(両性花)しか咲かないという特徴があります。

額咲きの特徴は

・円の周辺は大きな花・・・装飾花(中性花とも)
・円の中は粒々の小さな花・・・両性花

です。

両性花という粒々した花を取り囲むように
大きな目立つ装飾花が咲くのが額咲きの特徴
になります。

上記画像を見ていただくと一目瞭然ですね。
百聞は一見に如かずということです。

そして額咲きをするアジサイを『ガクアジサイ』と呼びます。
ガクアジサイはアジサイの原種で日本古来から存在するタイプです。


両性花が絵になっていて、装飾花が周辺を飾っている額縁のように見えることから
ガクアザサイという名前になったといわれています。

ちなみに大きく目立つ装飾花(中性花)からは実ができません。
単純に「きれいだな」って思わせるだけの装飾的なもの
です。

実ができる本当の意味での花は中央に粒々と存在している両性花です。

両性花には

・おしべ
・めしべ

が存在しています。
だから実ができるわけですね。

両性花は粒々で目立たないのに実ができ、
子孫を残す役割があるなんて、なんか日本人らしくて誇らしい存在ですね。
目立たないのに役立っているわけですからね。
縁の下の力持ち的な役割という感じかな。

アジサイの花の咲き方(2)てまり咲き(玉咲き)

上記画像のアジサイ。

手毬(てまり)に似ていませんか?

そんなところから、
てまり咲きとか玉咲きといいます。

額咲きとはまったく違う咲き方をしていますね。

てまり咲きは装飾花しか存在しないか、
両性花はあってもほんのちょっとだけしかついていないというのが特徴です。

こんな感じで手毬(てまり)のように大きな装飾花が丸くなって咲く咲き方をてまり咲きといいます。
てまり咲きはさっき解説した額咲きをするアジサイの原種であるガクアジサイを
欧米が品種改良してできたものです。

なのでガクアジサイの変種がてまり咲きをするアジサイです。
ガクアジサイがアジサイの原種といわれているわけですが、
てまり咲きをするアジサイを『ホンアジサイ』ということもあるそうです。

なんか変な感じですね。

でもおそらくあなたがよく目にするアジサイは
てまり咲きをするアジサイでしょうから、
ホンアジサイという名前であっても仕方のないことかもしれませんね。

アジサイの花の咲き方(3)円錐形 (コーン型)

円錐形 (コーン型)の咲き方をするアジサイもあります。
上記画像をご覧ください。

こういうタイプの咲き方をするのはカシワバアジサイです。
明らかに額咲きとかてまり咲きとは違いますね。

以上、アジサイの咲き方についての解説を終わります。



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