この記事ではニチニチソウ冬越しの注意点について解説します。
ニチニチソウの冬越し対策
ニチニチソウは一年草だと思われがちですが、実際は多年草です。
ちなみに
・一年草
・多年草
の2つに分けることができます。
一年草とは
芽が出て花が咲き枯れるまでの期間が1年以内の植物のことです。
一般的には一年草は
寒くなる冬に枯れるものが多いです。
これに対して多年草とは冬を過ぎても枯れず、また花期になったら花を咲かせる植物のことです。
同じ株から2年以上枯れることなく花を咲かせる植物を多年草といいます。
ところでニチニチソウは冬になると寒くて枯れることが多い印象です。
そんなこともあってニチニチソウを一年草として理解している方も多いですね。
でも冬越し対策をすれば
ニチニチソウは冬になっても枯れず翌年、また花を咲かせます。
つまりニチニチソウは多年草になりえます。
ではどういったところに注意すれば
ニチニチソウは冬を越すことができるのでしょうか?
ここが一番重要なところですが
ニチニチソウは寒さに弱いです。
気温が10℃を切ると枯れてしまい
一年草になってしまいます。
逆に冬でも10℃以上の環境で育てれば
冬越し可能で多年草になってくれます。
ということは冬、
ニチニチソウを外で育てることは
日本だと難しいでしょう。
なのでニチニチソウを冬越しさせるなら室内で、
しかも日当たりのよい場所で育てるようにしましょう。
もしニチニチソウを地植えで育てているなら、
そのままだと冬越しは難しいです。
その場合は鉢植えにしてから
室内の日当たりのよい場所に移動させましょう。
「そんなの難しいし面倒くさい!」という場合は、
ニチニチソウは勝手に増えるくらい繁殖力が強い植物です。
⇒ニチニチソウが勝手に増える原因
花が咲いた後、種を残しておきましょう。
翌年、種を撒けば
簡単に育ってくれます。
なので、どうしてもニチニチソウを冬越しさせたい場合だけ、
室内の日当たりの良い場所に移動させるとよいでしょう。
ただし、気温は10℃以上にしてくださいね。
最後にまとめますと
ニチニチソウは10℃を切ると枯れてしまいます。
なので屋外で冬越しは無理です。
ニチニチソウを冬越しさせたいなら
室内でも日当たりの良い場所に移動させましょう。
地植えの場合なら、鉢植えに切り替えて
室内に移動させてください。
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⇒ニチニチソウ/日々草のフラワーハンギングバスケット