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カクレミノでかぶれる原因は?




カクレミノの株を購入しようと思っている方や
植えかえをしようと思っている方、
あるいは森林植物園などに行って上記の画像のように
カクレミノと書いてある場合、注意点があります。

カクレミノを触るとかぶれることがあるからです。

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カクレミノでかぶれる原因

カクレミノの樹液にはウルシオールという成分が入っています。
ウルシオールとは漆にも入っている成分です。
あなたの体質によってかぶれさせることがあるんです。

カクレミノの樹液中に含まれるウルシオールがあなたの肌についてしまうと・・・

早ければ10分、一般的には1日から2日で肌にブツブツができ、
かゆみがでてきます。時間とともに水ぶくれができてきます。

ウルシオールに触れたのが初めてだった場合には
ブツブツができるまでの期間は遅く、二度目以降ならより早くなります。

ブツブツやかゆみはアレルギー反応の一種です。

カクレミノの樹液に入っているウルシオールがアレルゲンになっているんです

だから、ウルシオールがついた
またしみ込んでいった部分にのみブツブツができます。

つまり、脇近い腕についたウルシオールは、しみ込んで行って
手の近くまでブツブツができることはありますが、
足にブツブツができることはないってことです。

もちろんウルシオールはばい菌ではないので
溶連菌みたいに他人にうつすことはありません。

つまり、家族の誰かがウルシオールでかぶれた場合、
周りの人が、かぶれたことでできたブツブツを素手で触っても
その触った人も同じような症状がでることはないってことです。

で、ブツブツは1週間くらいでピークになり、
その後、少しずつ水ぶくれが破れ遅くとも1ヶ月くらいで治ります。

でも、ひどいと痕が残ることもあります。
なので心配な方は皮膚科を受診するようにしましょう。

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カクレミノでかぶれないようにするための予防法

まず当サイトでも解説していますが、
ウルシオールを含んでいる植物を画像で理解しておくことです。

そしてウルシオールを含んでいる植物を触る場合には
ワセリンを肌に塗っておきましょう
【第3類医薬品】大洋製薬 日本薬局方 白色ワセリン(500g)

ワセリンを皮膚に塗ることで、膜ができます。
その結果、ウルシオールが皮膚から吸収されるのを防ぐことができるわけです。

それから服装も重要です。
長袖長ズボン、長靴を最強防御をしてください。
手袋もゴム手袋がおすすめです。
布などの手袋だとウルシオールがしみ込んで肌に到達してしまいます。

それでも、最悪カクレミノを直接触ってしまった場合には
すぐに水で洗い落としましょう。

こちらも参考に!⇒ヤマボウシの画像と特徴について



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