梅雨の時期から夏にかけて小さなラッパのようなかわいい花を咲かせるアガパンサス。
アガパンサスは、ユリ科の多年草で白や青紫色の涼しげな色の花を咲かせます。
茎の先にたくさんの花をつけ、
それぞれの花の花びらは放射状に広がっていて
その姿は、まるで花火のようです。
アガパンサスは、ほとんど手がかからない植物なので
植えておけば毎年キレイな花を咲かせてくれます。
花の管理が楽で、
暑さにも寒さにも強いので
花壇の植え込みなどにもよく使われます。
育てやすい花なので初めてガーデニングを始める方にもおすすめの植物です。
アガパンサスの花期はいつ?
アガパンサスの開花時期は、5月~7月末ですが、
一番の見頃は、6月末頃です。
アジサイと同じように梅雨の花としても知られています。
アガパンサスは、南アフリカ原産の植物で明治時代に日本に入ってきたと
言われています。
原産国の南アフリカには10種類以上の元種が自生しており、
交配などにより今では300種以上の品種があります。
草丈が1m以上になる大型の品種から、30㎝ほどの鉢植えでも楽しめるもの、
花の形も細長いもの、星型のもの、ラッパ型のものなど
多くの品種あるので植える場所や好みで選べるのも魅力の一つです。
アガパンサスの花の色は、
赤みがかった紫、青みがかった紫、白、ピンクがあります。
また、紫色でも薄いものから濃いものまでバラエティに富んでいます。
アガパンサスという名前は、愛と花を意味するギリシャ語が語源とされ
西洋では「愛の花」と言われています。
日本でも花言葉は、
「恋の訪れ」「ラブレター」です。
また、青紫の花は「知的な装い」という花言葉もあります。
ヨーロッパでは、
恋や愛を象徴する花として有名なアガパンサス。
初心者でも育てやすく初夏には涼しげな色の花を咲かせてくれます。