レウィシアは北アメリカの高山が原産の植物です。
地球って高い位置であればあるほど寒くなりますよね。
100m上がると0.6℃気温が下がります。
だから高山が原産のレウィシアって寒さに強いです。
でも反面、暑さに弱いというデメリットもあります。
つまりレウィシアは暑さに弱く寒さに強いという特徴があるわけですね。
ということはレウィシアを育てる上で注意しないといけないのは
冬越しではなくて夏越しだといえますね。
実際、レウィシアを夏越しさせれるか
心配している人は多いです。
また、レウィシアって梅雨にも弱いです。
なぜならレウィシアって暑さに弱いだけでなく湿気にも弱いからです。
梅雨に大量の雨に当たるとレウィシアが傷んでしまい
枯れてしまうことがあります。
そこで今回の記事ではレウィシアを夏越しさせる場合の注意点について解説します。
レウィシアの夏越し対策
先ほども言いましたが、
レウィシアは高温多湿に弱いです。
だから基本的な夏越し対策としては風通しが良い日陰で育てましょう。
とにかくレウィシアは暑さに弱いです。
真夏の直射日光により葉焼けを起こして枯れてしまうことがあるので
真夏は日陰で育てることをお勧めします。
それからレウィシアは湿度の高い環境を嫌います。
また、レウィシアの葉っぱを見てください。
おぼろ月みたいに葉っぱが厚い植物ですね。
⇒朧月(多肉植物)の花の特徴と開花時期について解説
サボテンみたいな。
サボテン=砂漠=乾燥に強い
というイメージを持っている方が多いと思いますが、その通りです。
なので、風通しの良い場所で育てるようにしましょう。
風通しが悪いと、蒸れやすいというのは
わかっていただけると思います。
また、レウィシアは湿度の高い環境を嫌うので
水やりにも注意してください。
特に真夏の暑い時期に水をやりすぎると蒸れてしまい
根っこが腐ってしまう可能性があります。
なので水やりは乾き気味くらいの意識でお願いします。
要するに、乾燥しているくらいがちょうど良いので
あまり水を与えすぎたらいけませんよって話です。
もし水やりをするとしても
なるべく葉っぱに当たらないようにしましょう。
株元に水を与えるようにしてください。
なぜならレウィシアって葉っぱの中心部分に水が溜まりやすいです。
葉っぱが多肉ですからね。水が溜まりやすいわけですよ。
もし水が葉っぱに溜まりすぎてしまうと
腐ってしまうことがあります。
そういった意味で、水やりをするにしても株元(茎が土から出ている部分ということ)
に与えるようにしましょう。
また雨が当たる場所だと、水やりの方法を考えるだけ時間の無駄になります。
雨の当たらない場所でレウィシアを育ててください。
・水やりは葉っぱに当たらないように株元に(しかも朝の涼しい時間帯が望ましい)
・乾燥気味がちょうどよい
・風通しの良い日陰で(具体的には約30~50%程度遮光した環境が望ましい)
・雨の当たらない場所で
育てるようにしましょう。
もし30~50%の遮光が難しいようなら
寒冷紗を利用してみてはいかがでしょうか。
⇒寒冷紗 白 1.35×10m
あと風通しの良い場所がない場合には
サーキュレーターを利用するのも一つの手です。
|
あと夏に肥料を与えすぎないように注意してください。
根が傷んでしまうことがあるからです。
最後にレウィシアの葉っぱは多肉ですから、
育て方は他の多肉植物と似ています。
そういった意味では多肉植物である朧月の育て方も参考になると思います。
⇒朧月(多肉植物)の育て方