今回の記事ではトキワマンサクで生垣を作るなら間隔はどれくらいあければよいのか、
解説したいと思います。
生垣を作る目的
生垣を作る場合、
間隔をどれくらいあけるか?はすごく重要です。
なぜなら
・自分の家の庭と道路との境界線が明確になる
⇒自分の家に他人が侵入しにくい(防犯効果)
・他人の自分の家を見えづらくする(目隠し効果、プライバシーの保護)
・自分の家に直射日光が当たりにくくなる(日よけ効果)
・台風などの強風から自分の家を守ることができる
・幹線道路沿いの家なら暴走車の雑音を遮断することができる(防音効果)
・植物をたくさん植えることになるので二酸化炭素の量を減らすことにつながる(SDGs)
・きれいな花が咲く生垣なら見た目の美しさにもつながる
などがあります。
たとえば不法侵入されたくないという防犯効果を狙うなら生垣の間隔は狭いほうがよいですね。
間隔が広いと、その間隔から侵入されやすくなりますからね。
でも、見た目の美しさを狙うなら
適度に間隔があいていたほうが見栄えは良くなると思います。
また、生垣の間隔が狭すぎると
風通しが悪くなりますね。
そうなるとウドンコ病などのカビの病気が蔓延しやすくなるでしょう。
となると、トキワマンサクの生垣が全滅してしまう危険性だって考えられます。
なので、防犯効果を狙った生垣を作るにしても
適度な間隔をあけることはすごく重要になってくるわけですね。
以上のことを考えながらトキワマンサクで生垣を作る場合
どれくらいの間隔をあけるべきか、考えていきましょう。
トキワマンサクは暑さに強いですし、
葉が密にならないので、刈りこみもしやすいため
手入れしやすい植物です。
なので、ぜひ最後まで読んでいただき
トキワマンサクを利用して生垣を作って行きましょう。
トキワマンサクなどで作る生垣とは?
最初に生垣を作るメリットについて解説しました。
ではそもそも生垣とは何でしょう?
植物で作る垣根のことで
そもそも垣根とは敷地の境界線を作るもののことです。
です。
なので生垣とは植物で自分の敷地の境界線を分かりやすく示したものです。
植物を使って自分の敷地と他人の敷地や道路の境界線を明確に他人にわかってもらうために囲いを作ったなら
それは立派な生垣です。
ただ、このように生垣の定義を書くと
「じゃ、生垣って自分の家の庭オンリーの話?」
って思われるかもしれません。
実際、上記画像は駐車場の入り口(歩道と車道の境界線)に作られたトキワマンサクでできた生垣です。
上の生垣は、ここからは駐車場で車が入りますよ、
ここは歩道なので人が通りますよみたいな区別がされています。
上記画像のように歩道と車道の境界線に生垣がないと
子供が間違って車道を歩き、事故に巻き込まれるかもしれません。
あるいは車が間違って歩道に乗り上げてしまい
重大事故につながるかもしれません。
そんな危険性を防ぐのも生垣の役割となります。
こんな感じで生垣は自分の家の庭だけに存在するわけではありません。
団地などの駐車場と歩道を区別するために生垣が作られることもありますし、
公園の歩道と遊具の場所の境界線を示すために生垣が作られているケースもあります。
こんな感じであなたがどの場所に、どんな目的で生垣を作るかによって
どれくらいの間隔をあけたらよいか、変わってきます。
トキワマンサクで生垣を作るなら間隔はどれくらいが適切?
ここまで解説してきたように
あなたがどういう目的でトキワマンサクを使って生垣を作るのか?
によって間隔をどれくらいあけるべきか?変わってきます。
防犯目的であればより間隔を狭めるべきでしょう。
駐車場と歩道や庭の境界線をはっきりさせたいけど、
それ以上に見た目が重視なら間隔は広くても問題ありません。
とはいえ、トキワマンサクの株全体に太陽の光がしっかり当たるのか?
という視点は重要です。
全体に光が当たらないと、枯れたり花が咲かない原因になってしまいますから。
以上のことを考慮すると
・低から中木なら30~50㎝くらい
・大木なら80㎝くらい
が目安となります。
トキワマンサクは低木に該当します。
なので、トキワマンサクで生垣を作るなら30~50㎝間隔が目安です。
次にあなたが生垣を作りたい場所の幅を測ってください。
だいたいトキワマンサクなら1メートルに3株くらいが目安です。
また、30㎝間隔で生垣を作るなら・・・
1mに3株、30㎝の間隔をあける、また1mに3株植える
みたいなことを繰り返し、生垣を作っていきましょう。
そして植え付けに適切な時期は花が咲く4~5月か9~10月となります。
この時期を狙って生垣を作っていきましょう。
あと、水やりは土がカラカラに乾いた時以外は
与える必要はないです。
それくらい管理が楽なのがトキワマンサクのいいところです。
トキワマンサクで生垣を作りたい方はこちら
⇒トキワマンサク(常磐万作『黒美人』 8号苗(k06)