上記画像は実家に帰省した時に撮影したギョリュウバイの花です。
「どこで買ったの?」と父に聞いて見たところ、
こちらのネットショップで購入したとのことです。
⇒【2色から選べる】ギョリュウバイ 八重咲き 4号鉢苗(c03)
ギョリュウバイはベニカノコソウみたいに簡単に育てれる花ではありません。
⇒ベニカノコソウ(セントランサス)の育て方と花の特徴(画像付き)
ギョリュウバイの場合、
ちょっとしたミスでも枯れてしまったりします。
ではどんな場合にギョリュウバイが枯れてしまうのでしょう?
今回の記事ではギョリュウバイが枯れる原因を3つ示しながら
対処法についても解説していきます。
この記事を最後までご覧になっていただければ
ギョリュウバイが枯れる原因がわかり
どうすれば枯れにくくなるのか?わかるようになります。
ギョリュウバイが枯れる原因(1)水不足
当たり前の話かもしれませんが、
水がないとギョリュウバイは枯れます。
水がないと光合成が成立しませんからね。
⇒光合成の化学式で両辺の水を消したらいけない理由
⇒光合成の仕組みを図を使いながらわかりやすく解説!中学高校生物の復習
光合成によってギョリュウバイを含む植物はエネルギーを得て
葉っぱを作ったり元気にしたり、花を作ったりしているわけです。
なので、光に当たらないと光合成ができないのは当然でしょう。
加えて水が不足していても光合成が結果的にできないので葉っぱが枯れてしまいます。
植物によって必要な水の量が違うだけの話で
どんな植物でも水は絶対必要です。
もし土の表面が明らかに乾燥しているようなら
水を与えてくださいね。
ギョリュウバイが枯れる原因(2)寒すぎ
上記画像は2021年12月下旬に撮影したものです。
何がいいたいか?というと、ギョリュウバイは冬に花を咲かせます。
ということは寒さに強そうな気がしてきますよね。
でも、意外とギョリュウバイは寒さに弱いのです。
寒すぎるとギョリュウバイは枯れてしまいます。
もし真冬に外でギョリュウバイを育てているようなら
鉢植えということなら家の中に入れてあげた方が良いと思います。
そもそもギョリュウバイの原産地はニュージーランドです。
たとえば
・12月から2月(夏)の最高気温が24℃
・6月から8月(冬)の最高気温が15℃
です。
日本より暖かいですよね。
日本の冬だと東京で最高気温が10℃前後でしょう。
ニュージーランド原産のギョリュウバイにとって寒さは天敵なのです。
なので、真冬は特に霜に当たらないような環境でギョリュウバイを育てるようにお願いします。
でないと枯れてしまいます。
できれば冬の間は部屋の中で育てた方がよいでしょう。
上記動画を見るとベランダですけどね。
ただ実家の両親に聞いてみたところ、夜は部屋の中に入れているそうです。
ギョリュウバイが枯れる原因(3)枝の茂りすぎ
上記画像をご覧ください。
細かい葉っぱがいっぱい生えていますね。
あわせて枝も細かくいっぱいできていますよね。
こんな感じでギョリュウバイって放っておくと密にギッシリと葉っぱや枝が育つわけです。
となると、太陽の光が中の方に入っていきません。
結果、太陽の光不足になり光合成がうまくできず、結果枯れてしまうことがあります。
ギョリュウバイの花が咲く時期は11月から梅雨が始まるころまでです。
もし花を見たいということなら、
花が咲き終わった梅雨あたりに枝を少し切って減らしておいた方がよいでしょう。
ただ、9月以降に枝を切り落とすのはリスクが高いです。
9月は11月に花が咲くための花芽が形成される時期だからです。
もし花芽つきの枝を切ってしまったら当然、花が咲かなくなります。
なので枝を切るなら最適な時期は梅雨ころから8月くらいまでの間だと思います。
枝や葉っぱが密だと光不足によるエネルギー不足で
葉っぱが枯れるだけでなく、ギョリュウバイ全体が弱り、
害虫が増える原因になってしまいます。
たかだかギョリュウバイの葉っぱや枝が密だけかもしれません。
でも葉っぱや株全体が枯れる原因になりますのでご注意ください。
ギョリュウバイの他の情報を知りたい方はこちら
⇒ギョリュウバイの花言葉と由来