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オーキシンとは?わかりやすく解説




前回の記事では植物ホルモンとは何か?解説しました。
植物ホルモンとは?わかりやすく解説

今回解説するオーキシンは植物ホルモンの一種なのですが、
そもそもオーキシンとはどんな物質なのか?
解説していきたいと思います。

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オーキシンとは?

オーキシンという物質はウェントさんたちが行ったアベナテスト(屈曲実験)などが
きっかけで見つかりました。
ウェントのアベナテスト(オーキシン発見につながった実験)とは?

オーキシンとはウェントさんたちが使ったマカラスムギの幼葉鞘の伸長、成長を
促す物質と同じ作用を持つ物質の総称のことです。

そうです。

オーキシンは総称です。
つまり、オーキシンという化合物はありません。
働きの名前です。

私の名前はというと「〇〇」です。
となります。

私は獣医師ですが、獣医師は他にもたくさんいます。

たとえば上記の本を書いたのは私以外の獣医師です。

ただ、獣医師という人間はいませんよね。
獣医師というのは総称なんです。
オーキシンも総称です。

ではオーキシンの中にどんな物質がいるのでしょう?

オーキシンの中に

・インドール酢酸
・ナフタレン酢酸
・ナフトキシ酢酸
・フェニル酢酸
・2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸
・インドール-3-酢酸(人工的に作られた物質)

などがあります。

次の記事ではオーキシンの性質の中でも極性移動について解説します。
オーキシンの極性移動という性質についてわかりやすく解説



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