今年(2021年)は関西地方では梅雨入りが異常に早かったです。
今年の梅雨入りは5月15日だったようです。
そんなこともあってか、6月上旬、
犬の散歩で河原を歩いていた時、
タチアオイの花を発見しました。
梅雨って大雨が降るだけでなく、湿気がすごいから蒸し暑く感じるし
生ものも腐りやすいし、ジメジメするし、イライラするし
テニスとか野球といったスポーツもできないしで
あんまりいいイメージがないですよね。
でも逆に恵みの雨といって梅雨の時期に大量の雨が降っていないと
農作物が育たなかったりして、
その年の野菜の値段が上がってしまうこともあります。
だから梅雨の時期も必要なんですね。
しかもタチアオイみたいな大きくてきれいな花を見ると
イライラした心を癒してもくれます。
ところで
・紫陽花(あじさい)
・バラ
・クチナシ
・アガパンサス
などがあります。
雑草みたいにどこにでも咲いている梅雨の花というと
アガパンサスがありますね。
⇒アガパンサスの花言葉
⇒オリジナル品種! アガパンサス‘森の泉’苗 1株
⇒アガパンサスの花期
ただ、忘れてはいけないのが
今回の記事テーマ『タチアオイ』です。
梅雨の時期、テレビを見ていると梅雨の花としてタチアオイが紹介されることがあります。
それくらい
タチアオイ=梅雨
というイメージを持っているのではないでしょうか。
この記事では『タチアオイが梅雨の花と言われる理由』について
解説してみたいと思います。
なぜタチアオイは梅雨の花と言われるのか?
タチアオイはアオイ科に分類される植物です。
アオイ科と言えば他にパキラとかスイフヨウなどがありますね。
パキラはこちらです。
⇒パキラ風水で運気アップのための置き場所は?
スイフヨウはこちらです。
⇒スイフヨウ育て方3つのポイント
まぁ、なんというか、
同じアオイ科なのにタチアオイは独特な雰囲気を醸し出していますね。
ではここからが本題です。
どうしてタチアオイ=梅雨の花というイメージがあるのでしょうか?
そもそも
タチアオイの花が先の方まで咲ききったら梅雨明けだ
という言い伝えがあるくらいなんですね。
これはですね。
タチアオイの花の咲き時期と期間が関係しています。
タチアオイの花は6月から咲き始めます。
咲いている期間は約40日から50日程度です。
そして気象庁のデータによると
引用元URL:https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html
近畿地方の例年の梅雨入り時期は6月6日ごろで
梅雨明けは例年7月19日ごろ
だそうです。
ということは梅雨の期間というのはだいたい40日から50日程度だということですね。
つまり、タチアオイの花が咲いている時期=梅雨の時期
ということです。
タチアオイの花が咲き始めましたと同時に梅雨入りになりました。
タチアオイの花が咲き終わりましたと同時に梅雨が明けました。
ということが毎年のように起きているわけです。
だからタチアオイは梅雨の花だといわれるわけですね。
そんなこともあって
タチアオイにはツユアオイ(梅雨葵)という別名があります。
ただ2021年は関西地方の梅雨入りは5月16日ころでした。
圧倒的に例年より梅雨入りが早かったため、
タチアオイも混乱したことでしょう。
でも、タチアオイの方は例年通り6月ころから咲き始めていましたね。
そう考えるとタチアオイは梅雨を感知して花が咲くわけではなくて
6月になったら花が咲いて40日から50日で咲き終わるというだけなのでしょう。
つまり、偶然、梅雨の時期に合わせてタチアオイの花が咲いているだけと
いえるのかもしれませんね。
以上、参考にしていただけますと幸いです。