花梨は、中国原産のバラ科の植物です。
昔から薬や食用としても親しまれている果実で、庭木としても人気があります。
中国などでは、「木瓜(モッカ)」という漢方薬としても使われています。
花梨の果実は、とても硬く、渋いので生では食べることはできません。
しかし、香りを楽しんだり、ジャムやはちみつ漬けにするとおいしく食べられます。
また咳止めや、のどアメなどにも使われています。
花梨の4月中旬から下旬にかけて、ピンク色の花をさかせます。
その花もとってもいい香りがします。
いい香りのピンクの花を咲かせる花梨の花言葉をご紹介します。
花梨の花の花言葉
花梨の花言葉は、
「豊麗」
「唯一の恋」
などがあります。
「豊麗」は、肉付きがよく美しいことを表わす言葉です。
確かに、花梨の実は少しひょうたん型でコロンとしてかわいいですよね。
その形からこの花言葉がついたのでしょう。
「唯一の恋」
この花言葉は、恋多き女神アフロディーテからつけられたと言われています。
アフロディーテは恋多き女神ですが、本当に愛しているのは夫だけだったといいます。
そのアフロディーテの聖花が花梨だったので、「唯一の恋」という花言葉がつきました。
他にも、
「優雅」
「努力」
「可能性」という花言葉もあります。
花梨の実は薬用としても使われ、樹木は高級木材としても有名です。
花梨には、たくさんの可能性が秘められているということなんでしょうね。