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ヌスビトハギとアレチヌスビトハギ5つの違い




上記画像は2022年10月23日に
明石市の河原付近で撮影したアレチヌスビトハギです。

この時期、愛犬と散歩していると
ヌスビトハギとアレチヌスビトハギをよく見かけます。
ただ、「違いがよくわからない!」

そこでこの記事ではヌスビトハギをアレチヌスビトハギを一瞬で見分けるために
5つの違いについて解説したいと思います。

この記事を見ながら今目の前に存在する植物を見れば
アレチヌスビトハギなのか、ヌスビトハギなのか
判断できるようになります。

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ヌスビトハギとアレチヌスビトハギの違い

(1)原産地の違い

原産地は

・アレチヌスビトハギ・・・北アメリカ(日本では1965年に初めて確認)
・ヌスビトハギ・・・日本、朝鮮半島、中国

です。

アレチヌスビトハギは日本原産ではありません。
北アメリカ原産の外来植物です。

ヌスビトハギは漢字で書くと盗人萩で日本原産なので在来種です。
北海道から沖縄県までどこでも見ることができます。

つまり、原産地の違いはアレチヌスビトハギは外来種で
ヌスビトハギは在来種という違いがあります

(2)生育しやすい場所の違い

アレチヌスビトハギとヌスビトハギでは育ちやすい場所が違います。
なので、「この植物はアレチヌスビトハギかな?それともヌスビトハギかな?」
とどちらかよくわからないし、
花の違いや葉っぱの違いがよくわからなくても
どちらか判断する材料になるってことです。

育ちやすい場所

・アレチヌスビトハギはヌスビトハギより明るい場所で荒地で育つ傾向にある
・ヌスビトハギは半日陰や日陰で育つ傾向にある

です。

なのであなたがこれらの植物を見つけた場所が明るい場所なら
アレチヌスビトハギの可能性が高く、
日陰であるならヌスビトハギの可能性が高いということです。

(3)花の大きさの違い

アレチヌスビトハギとヌスビトハギでは花の大きさが違いますし
花が咲く時期がほんの少しだけ違います。

アレチヌスビトハギとヌスビトハギの花の違い

●アレチヌスビトハギの花の特徴
・花の色はピンク色
・花の大きさは直径で約8㎜くらい
・花が咲く時期(花期)は8月から10月ころ

●ヌスビトハギの花の特徴
・花の色はピンク色(アレチヌスビトハギと同じ)
・花の大きさは直径で3~4㎜くらい(アレチヌスビトハギの半分の大きさしかない)
・花が咲く時期(花期)は7月から9月(アレチヌスビトハギより咲き始め咲き終わりが少し早い)

です。

以上のことからアレチヌスビトハギとヌスビトハギを花で見分けるなら
花の大きさということになるでしょう。
花の大きさとしてはアレチヌスビトハギの方がヌスビトハギより大きいです。
花が咲く時期は1ケ月程度の差でしかないので判断材料としては弱い気がします。

ちなみに花言葉はアレチヌスビトハギもヌスビトハギも『略奪愛』で同じです。

(4)実(節果)の違い

アレチヌスビトハギとヌスビトハギでは実が違います。
かなりわかりやすい違いがあるので
判断がつきやすいでしょう。

アレチヌスビトハギの実の特徴

・節果(実のこと)が3節以上あるのが特徴(ヌスビトハギは2節しかない)
・実のくびれが数か所ある
・くびれがヌスビトハギより浅い

ヌスビトハギの実の特徴

・節果が2節しかない
・2節しかない実で真ん中がくびれている(くびれが1つ)
⇒実の形が盗人の忍び足の足跡に似ている(だから盗人萩(ヌスビトハギ)と名付けられた)
・くびれが深い

です。

こんな感じで節果はヌスビトハギは2節だけどアレチヌスビトハギは3つ以上(5つくらいある)という違いがあったり
節果のくびれが浅いのがアレチヌスビトハギで深いのがヌスビトハギという違いや
くびれの数が1つなのがヌスビトハギで、くびれが2つ以上あるのがアレチヌスビトハギという違いがあります。

逆に共通点としては

・どちらも節果の中に豆が入っている
・熟した後、動物や人間の体に当たると節ごと切断されて服や毛にくっつく(ひっつき虫)

ちなみに節果(せつか)というのは豆果(とうか)の一種です。
豆果というのはマメ科の植物特有の果実のことです。

さやえんどうといったらわかると思いますが、
さやの中に種が入っています。
アパートみたいに仕切りがあって1つずつ種が入っているのが節果の特徴です。
画像をみたらよくわかると思います。

(5)葉の形が違う

アレチヌスビトハギとヌスビトハギでは葉っぱの形が違います。
実や花がない時期であれば葉っぱの形で見分けるしかありません。

ヌスビトハギの葉っぱは

・葉っぱの形が卵型で先っぽが尖っているのが特徴

です。

アレチヌスビトハギの葉っぱは

・ヌスビトハギより長細い卵型(長卵形)、細長いという感じ
(葉っぱの幅がヌスビトハギより狭いという感じ)

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アレチヌスビトハギとヌスビトハギの違いまとめ

最後にまとめますと

原産地の違い

・アレチヌスビトハギ・・・北アメリカ(日本では1965年に初めて確認)
・ヌスビトハギ・・・日本、朝鮮半島、中国

育ちやすい場所

・アレチヌスビトハギはヌスビトハギより明るい場所で荒地で育つ傾向にある
・ヌスビトハギは半日陰や日陰で育つ傾向にある

アレチヌスビトハギとヌスビトハギの花の違い

●アレチヌスビトハギの花の特徴
・花の色はピンク色
・花の大きさは直径で約8㎜くらい
・花が咲く時期(花期)は8月から10月ころ

●ヌスビトハギの花の特徴
・花の色はピンク色(アレチヌスビトハギと同じ)
・花の大きさは直径で3~4㎜くらい(アレチヌスビトハギの半分の大きさしかない)
・花が咲く時期(花期)は7月から9月(アレチヌスビトハギより咲き始め咲き終わりが少し早い)

アレチヌスビトハギとヌスビトハギの実の違い

●ヌスビトハギの実の特徴
・節果が2節しかない
・2節しかない実で真ん中がくびれている(くびれが1つ)
⇒実の形が盗人の忍び足の足跡に似ている(だから盗人萩(ヌスビトハギ)と名付けられた)
・くびれが深い

●アレチヌスビトハギの実の特徴
・節果(実のこと)が3節以上あるのが特徴(ヌスビトハギは2節しかない)
・実のくびれが数か所ある
・くびれがヌスビトハギより浅い

アレチヌスビトハギとヌスビトハギの葉の違い

●ヌスビトハギの葉っぱは
・葉っぱの形が卵型で先っぽが尖っているのが特徴

●アレチヌスビトハギの葉っぱは
・ヌスビトハギより長細い卵型(長卵形)、細長いという感じ
(葉っぱの幅がヌスビトハギより狭いという感じ)

でした。

参考にしていただけると幸いです。



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