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朧月(多肉植物)の育て方




朧月(おぼろ月)は

・カネノナルキ
・アロエ


と同じくらい有名な多肉植物の一種です。

今回の記事ではおぼろ月(朧月)の育て方についてわかりやすく解説していきたいと思います。

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多肉植物である朧月の育て方|知っておいてほしいこと

上記画像は愛犬の散歩中に見つけた朧月です。
こんな感じであなたも朧月を見かけたことがありませんか?
朧月は暑さにも寒さにも強いです。
しかも葉挿しという方法で簡単に増やすこともできるため
どんどんどんどん増えます。
だから、どこでも見ることができます。

葉挿しでどんどん増えるため、
もしかしたらあなたに近所のおばちゃんが「朧月が増えすぎちゃったから
あなたにあげるわ!」って言われるかもしれません。

まぁ、もしかしたらすでに朧月を育てているかもしれません。

くどいようですが朧月は育てやすい多肉植物なので
そんなに神経質にならなくても枯れることはありません。
でも、間違った育て方をすると朧月が全滅することもあります。

なので、気になる方は最後までご覧いただけるとうれしいです。

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鉢植えによるおぼろ月(朧月)の育て方

鉢の大きさ自体はそんなに悩む必要はありません。
手のひらサイズの鉢でも育ちますし、片手で持てないほど大きな鉢でもOKです。
ただ鉢の底は穴が開いているタイプを使ってください。

もし空き缶みたいなものに朧月を植えるにしても
やはり底に穴をあけてください。
水はけのよい状態を作りたいからです。

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おぼろ月(朧月)の育て方|おすすめの置き場所

いくら朧月が育てやすい植物だからといっても
さすがにまったく日光が当たらない環境だと育ちが悪くなります。
やっぱり日当たりが良い場所で朧月を育てた方がよいでしょう。

逆に日当たりのよい場所で育てると葉が大きくなるし
花もできやすくなります。

上記画像は外で咲いていた朧月の花ですが、
日当たりの良い場所でした。

とはいえ、真夏の炎天下、直射日光を一日中浴びていたら葉っぱが焼けてしまいます。
これを葉焼けといいます。

夏は屋外だけど、雨が当たらない半日陰(50%程度光が当たらない場所)で育てましょう。
たとえばベランダだといい感じで直射日光が当たらないような場所があると思います。

ちなみに上記画像は私の実家(団地)のベランダで育てているギョリュウバイです。
ギョリュウバイが枯れる3つの原因と対処法

ベランダでも部屋側(外と反対側)だったら
直射日光を浴びにくい場所だと個人的には考えていておすすめです。

だから夏以外の時期は日当たりの良い場所で育てましょう。
ちなみにやや日差しのきつい場所で育てると葉っぱの色がピンク色のなることがあります

それから朧月って4月から6月は成長期です。
グングン育ちます。
日当たりが悪い場所で育てるとヒョロヒョロに細くなってしまいます。
これを徒長といいます。
見た目が悪くなってしまいます。
しかも元に戻りません。

前回解説した酵素の熱変性みたいに不可逆的な反応です。
温度による酵素の失活と熱変性の違いを分かりやすく解説

だから、「日陰でも枯れないからいいや。ここに置いておこう」
みたいなのはやめた方がよいです。
「この朧月、ヒョロヒョロでみっともないね」って言われえないためにもね。

ここまでまとめると真夏の炎天下以外は日当たりの良い場所で育てましょう。
真夏の炎天下は半日陰、それ以外の時期は日当たりの良い場所で育てましょう。
例を挙げると、真夏はベランダでも部屋よりで外だけど日当たりが悪めの場所、
それ以外の時期はベランダでも太陽の光に当たりやすい場所がおすすめです。

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おぼろ月(朧月)の育て方|土はどうすればいい?

朧月だって植物です。
水は必要です。
ただ、記事の上の方で解説した『鉢植えによるおぼろ月(朧月)の育て方』のところでも
言いましたが、水はけがよい状況で育てることが重要です。
なので土だって水はけがよい土を利用するようにしましょう。

ではどんな土が朧月を育てるのによいか?というと、
一番おすすめは多肉植物専用の土(専用土)です。
鹿沼土だけで育てるよりも圧倒的に成長スピードが変わってきます。
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あと鉢植えなら、少しでも水はけをよくするために
鉢底に軽石を敷いておきましょう。
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おぼろ月(朧月)の育て方|水やりはどうすればいい?

水はやりすぎないようにしましょう。
何回か言っていますが、土や鉢は水はけのよさを重視するようにお伝えしていますね。
なぜ水はけが良いほうがよいか?というと、
水の与えすぎは根っこが腐る(根腐れといいます)原因になるからです。
また水のやりすぎにより茎がヒョロヒョロに伸び、
かっこわるくなることもあります。

ではいつ水やりをしたらよいのでしょう?
結論としては葉っぱがシワシワになり始めたタイミングです。

葉がシワシワになるくらいだと土は乾燥しているでしょう。
そのタイミングで水やりをしたら、
鉢植えだったら鉢底から水が出てくるはずです。
それくらいの量の水を与えてください。

そもそも水はけのよい土を使い
鉢も底に穴が開いているものを使っているはずなので
鉢の底から水が出てくるのは普通のことですよ。

ちょうど良いタイミングで水やりをすると、
「シュワ―」と音がすることもあります。
これはいいタイミングの証拠です。

ただ、「葉がシワシワになるまでに水をあたえたい」という方もいるでしょう。
その場合でも、土の表面が乾燥しているかどうかを水やりの目安にしてください。
土が乾燥していたら鉢の中全体が湿るくらいの量の水を与えるようにしましょう。

水やりの頻度は?

水やりの頻度(目安)は

・6月(梅雨)は蒸し暑い時期なので月に1回くらい
・7月~9月に水を与えすぎると湿気で根腐れするので、10日に1回くらい夕方に与える
・10月~11月は2週間に1回くらい
・12月~2月頃まで2週間から1ケ月に1回
(氷点下だと休眠しているので水やり不要)
・3月~5月まで2週間に1回くらい

です。

霜がはっているような激寒の日や
35℃を超えるような酷暑の日は無理に水やりしなくてよいでしょう。

ただ、あくまで目安です。
土がカラッカラに乾いたり、
葉っぱにシワができたら水やりのタイミングです。
この辺は臨機応変に自己責任でお願いします。

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おぼろ月(朧月)の育て方|肥料はどうする?

肥料は植え替えのときに元肥用に『マイガーデン粒状肥料』を土に混ぜておきましょう。
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あくまで粒状肥料は植え替え時だけです。
あとは液体肥料を使います。
この辺は後で解説します。

で、肥料の量としてはほんのちょっぴりで大丈夫です。
あげすぎは厳禁です。

また、朧月は多肉植物。
サボテンをイメージしてください。

水がない場所で育つイメージですよね。
なので、水やりの頻度も少ないわけです。
固形肥料って水がないと溶けないわけですから、
固形肥料は使いにくい。
また、肥料の与えすぎは葉っぱが伸び放題になり見た目が悪くなります。

なので肥料を与えるとしたら液体肥料を少量与えるのがよいでしょう。
肥料を与える時期は育ち盛りの3~5月とか10~11月になります。
おすすめはマイガーデン液体肥料です。
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おぼろ月(朧月)の育て方|夏の暑さ対策

朧月は暑さに強いです。
ちなみに犬や猫は暑さに弱いです。
犬や猫は汗をかけないためです。
人間は汗をかき、汗が乾燥するときに気化熱が体表から奪われ温度調節できます。
でも、犬や猫は汗をかけないので暑さに弱いのです。
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朧月は暑さに強いので夏の管理ややりやすいですね。
ただ、記事冒頭でも解説しましたが、真夏に直射日光が当たりすぎると
葉っぱが焼けてしまい、枯れてしまうこともあります。
なので、ベランダでも直射日光が当たりにくそうな場所に
朧月を置くようにしましょう。

また、真夏は日光の60%をカットできるような遮光シートを
利用するという方法もあります。
その方が葉焼けリスクを軽減させることができます。
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それから真夏に水を部屋に置いておくと
水がぬるま湯に変わりますよね。
これは水やりにも当てはまります。

真夏の水やりにより
土の中が蒸れてしまい、根っこが腐る(根腐れ)ことがあります。
なので、真夏だから水が必要だからといって
水の与えすぎはやめましょう。

水やりのタイミングは土がカラカラに乾き、
水やりしたらシュワって音がするくらいの状況か、
あるいは葉っぱにシワができたようなタイミングとなります。

また、真夏は当然暑いです。
鉢の中が込み合っているとそれだけで風通しが悪くなり
暑さが倍増します。

鉢の中が込み合わないようにしましょう。

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おぼろ月(朧月)の育て方|冬の寒さ対策

朧月は夏の暑さには強いですが冬の寒さは弱めです。
0℃以下になると葉っぱが傷みやすくなります。
なので、気温が4℃以下くらいになったら部屋の中で育てるようにしましょう。

5℃以上の場所で育ててあげてください。

また、極寒の場所で水やりすると
その水が凍ることがあります。
霜や氷は植物にとって大敵です。
4℃くらいしかない日に水やりするなら
部屋の中でした方が無難でしょう。

5℃以上の場所で育てたいところですが、
日当たりが良い日はできるだけ直射日光の当たる場所に置きましょう。
日当たりの良い場所の方が朧月の成長がよくなるからです。

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おぼろ月(朧月)の育て方|その他の注意点

あと水やりしてなくて乾燥してくると葉がシワシワになってきますが
それでも水やりしないとボロボロと葉っぱが落ちてきます。
葉がシワシワになったら水やりしましょう。

また病害虫の被害もそれほど多くありません。

でも、まれにカイガラムシやナメクジの被害に遭うことがあります。
その場合、つまようじなどを使って、1匹ずつ取り除くようにしてください。
あと、根にネジラミ(サボテン根コナカイガラムシ)がついていることもあります。
成長が遅いようなら根をチェックするのも必要です。

ネジラミ対策ならオルトランがおすすめです。
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おぼろ月(朧月)の育て方|まとめ

簡単にまとめると

・水はけのよい土で穴のあいた鉢で育てる
・水やりは土がカラカラになった時(水やりしたらシュワと音がするのが理想)
・真夏の炎天下以外は直射日光に当たったほうが育ちがよくなる
・真冬は4℃を切ったら部屋に入れてあげて!

以上で解説を終わります。



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